手を出した方がいつでも悪いわけじゃないよね?
何で嫌なことされた側が悪くなるの?
子どもの喧嘩で「手を出した方が怒られる」事はよくありますよね。
見えるところだけで判断すると、手を出した方が悪いように見えてしまいます。
でも、手を出した側が、とても悲しくなる嫌なことばを言われていたとしたら?
それは先に心を殴られているようなものです。
体の傷は見えますが、心の傷は見えません。
見える体の傷より見えない心の傷のほうが何年も後まで残る深いものである事もあります。
心を傷つけられた結果、思わず手が出てしまったということもあるかもしれません。
子どもの喧嘩だけではなく大人同士のトラブルでも「ヒドイことをされた」と周りに言っている人の方が、その前に相手にもっと不快な思いをさせていることがあります。
端から見える行為をした方だけが悪くなる……ということは良くありますが、対人トラブルが起こるときというのは、多少なりとも双方に原因があるものです。
自分がトラブルの第三者に立った時、見えるところだけで善悪を判断しない人でありたいですね。