何でしんどい中わざわざ活動するの?
そっか…変を通り越して変態なんだね?
さて、お話の中でトイトイのたどり着いた結論は極端でしょうか?
以前SNSで、子どもの野球チームで「熱中症対策として、数分おきに水を飲みながら練習する」というようなことを書いているものを読みました。
もちろん熱中症対策に水を飲むことは重要ではあるのですが、それ以上に「そこまでしてこの暑い季節にまだ未成熟な体の子どもを炎天下で活動させる必要はあるのか」ということを考えてほしいな……と思うのです。
熱中症は水分不足だけが原因ではなく、体内の温度が高くなりすぎることなども挙げられます。水分さえマメにとっていれば大丈夫ということはなく、強い日射しも激しい運動も体内温度を上げる一つの要因ということになります。
しかもこの熱中症、ある瞬間わかりやすく発症するというよりは、徐々に徐々に「あれ?変だな……?」と思っているうちに重症化することもあるといいます。子どもは大人と比べれば殊更自分の体調変化にはまだ無頓着なところがありますので自覚が遅れれば命にも関わるかもしれないのです。
私が子どもだった頃は、夏でも日本全土が今のような極端な暑さではなかったように思っています。だから夏にエアコンの効いた部屋でゆっくり過ごすという価値観はなく、暑くても外で活動すべき!という思いがあるのかもしれません。
しかし、暑い夏に外であえて活動することを良しとするのは、トイトイの言う通り「あえて過酷な環境に身をおきたい」という個人的嗜好で子どもたちを頑張らせているだけに過ぎず、まさに「変態」的行為なのかもしれませんね……。
あえて炎天下に出て何かをしなければならないと思うとしたら、それは命をかけてまでやることなのか? ということをまず考えてみてほしいのです。
暑い日が続きますが、涼しく過ごすことが可能なら極力涼しい場所で身体を労ってお過ごしくださいね。