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最低限やっておくべき!「リビング掃除」5つのステップ<年末大掃除>

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 最低限やっておくべき!「リビング掃除」5つのステップ<年末大掃除>

2021.12.23

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連載:家事の達人「タスカジ」さんに教わる“家事術”

(4)床の拭き掃除もお忘れなく!

フローリングの床は、フロアワイパーに「セスキ炭酸ソーダウェットシート」を付けて拭き掃除をしましょう。部屋の隅にほこりはたまりやすいので、忘れずに拭いてくださいね。

もしカーペットなどを敷いている場合は、掃除機でほこりやごみを吸い取った後、汚れやシミがある部分を「セスキ炭酸ソーダウェットシート」で拭き取りましょう。こぼしてすぐの時間がたっていない汚れなら、このシートを使えばお手軽です。セスキ炭酸ソーダは油やタンパク質を分解する効果があるんですよ。

汚れがついてから時間が経っているときなど、「セスキ炭酸ソーダウェットシート」で汚れを落とせない場合の落とし方もご紹介します。食べこぼしなどの汚れは、こぼしたものの性質によって使用する洗剤の種類が違います。

食塩、砂糖、果汁、スープなどの「水溶性の汚れ」には「中性洗剤」を

水に溶けやすい「水溶性の汚れ」にはこの方法で試してみてください。

(1)濡らして絞った雑巾に、食器用洗剤などの中性洗剤を1、2滴つけます。
(2)汚れを広げないようにたたきながら、雑巾に汚れをうつすようにします。
(3)その後洗剤が残らないように水拭きをし、乾拭きで水分を取ります。

水溶性の汚れは濡らして絞った雑巾だけで落とせる場合もありますので、洗剤を使う前に試してみてください。

油脂、動物の脂肪や植物油などの「油溶性の汚れ」には「酸素系洗濯用洗剤」を

油溶性の汚れには、色柄ものにも使える酸素系洗濯用洗剤を使います。

(1)オキシクリーンを使う場合、50℃くらいのお湯1リットルに10グラム(小さじ2)を混ぜます。
(2)雑巾を浸して絞ったもので、たたきながら汚れを雑巾にうつすようにします。
(3)その後洗剤が残らないように水拭きし、乾拭きで水分を取ります。

たたいて雑巾に汚れをうつすようにするのがポイントです! こすると汚れを広げてしまうばかりでなく、カーペットの繊維の中に汚れが入り込んでしまうため、雑巾に汚れをうつすようにたたいて落とします。

(5)人が触れる部分の拭き掃除を

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最後に、ドアノブや電気のスイッチ、リモコンなど、多数の人が触れる部分には「アルコール除菌スプレー」をします。乾いた布に「アルコール除菌スプレー」をつけてから、それぞれを拭き掃除してくださいね。

ほこりやくすみが取れたリビングはすっきりキレイになり、気持ちよく過ごすことができますよ!

取材協力:タスカジ

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