その1 貯金させるだけにしない
「全部貯金しなさい」と言いたくなる気持ちはわかります。しかし、それでは子どもは「お金を使うとモノやサービスと交換できる」という体験ができなくなってしまいます。一部は欲しいものに使って、残りは将来のために貯金すると「貯める習慣」と「使う楽しみ」の両方を体験できます。貯金をするときには、「何のために貯めるのか」を親子で話してみるといいですね。
その2 親が管理し続けない
幼児期はまだ「お金」や「お年玉」の意味がわからないので、親が管理するのは自然なことです。ただ、いつまでも親が預かっていると「自分で貯める力」が育ちにくくなります。年齢が上がるにつれて少しずつ管理を任せていくのがおすすめです。例えば、銀行に一緒に行って口座に入金したり、通帳の残高を親子で確認したりすることから始めてみるといいかもしれません。
その3 お金の使い道を頭ごなしに否定しない
子どもが「全部ゲームに使いたい」と言うこともあると思います。親としては「そんなものに使うなんてもったいない」と感じるかもしれません。
しかし、頭ごなしに否定するのではなく「どうしてそれに使いたいのか」を聞いてみることが大切です。さらに、あとで振り返る機会をつくると「良い使い方だったかな」と子ども自身が考えるきっかけになります。
その4 高校生になったら投資という選択肢も
ある程度お金の管理ができるようになった高校生くらいからは、「投資に挑戦する」という経験をしてみるのもいいですね。株式や投資信託などを通じて「お金が働いて増える仕組み」を学ぶことは、将来の金融リテラシーにつながります。
もちろん投資は、必ずしも利益が出るものではなく、元本が減る可能性もあります。取り入れる場合は、親が内容を理解したうえで、無理のない金額で親子一緒に学ぶことが大切です。また、「お金を増やすこと」だけを目的にせず、リスクがあることも含めて知る学びの機会として捉えるとよいでしょう。
お年玉は、新年の幸運や成長を願う意味が込められた特別なお金です。お小遣いとは違い、子どもにとっては年に一度の大金を手にする機会。だからこそ、長期的なお金の使い方を学ぶチャンスになります。
親子で「どう使うか」を一緒に考えることで、お金の価値を実感し、将来につながる健全なお金の習慣を身につけられると思います。





