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人生の先輩たちから教えてもらった”更年期の乗り越え方”を全て満たしてくれる「暗闇の魅力」

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 人生の先輩たちから教えてもらった”更年期の乗り越え方”を全て満たしてくれる「暗闇の魅力」

2024.02.18

潜在意識インタビュアーkahoのコラム【良い人生は後から】 「良い花は後から」ということわざがあります。先に咲いた花よりも、後に咲いた花の方が美しいという意味を持つこの言葉。人生も同じだと思いませんか? 酸いも甘いも経験した40代頃からのほうが人生の豊かさを感じられるようになります。そんなことを意識しながら生きているkahoが日々思うことをお届けします。

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連載:潜在意識インタビュアーkahoのコラム【良い人生は後から】

年齢を重ねるほど可能性は増す

若い頃は、年齢を重ねていく毎に可能性ってなくなっていくものだと思っていた。

若い頃に想像していた40代は、それまでに培ってきたものを少しづつ棚卸して、自分の中の整理をはじめるような世代。新しいことをはじめたり、何かを吸収するようなことはなく、ただただ古くなったスキルや才能を断捨離していくような……。年齢を重ねるというのは、そういうことなんだと思っていた。

自分がその年代になってみて、若い頃の自分の考えの浅さに恥ずかしさを感じる。年齢を重ねるということ=ネガティブという思い込みがあったのだろう。

でも実際は、年齢を重ねる毎に可能性というのは増していくものなんだと実感している。

40代の運動ライフを変化させた”暗闇”との出会い

2年前、コロナ禍で増えた体重がなかなか減らないので、夫と2人で近所のジムに入会した。筋トレマシンがたくさん並び、プールや温泉まである立派なジムだ。

「これで、増えた体重が減らせる!」と思い入会したのに、良いペースで通ったのは最初の数か月。どんどん通うペースが落ちていき、8か月ほど幽霊会員を続けた後、夫から、「もう退会したほうがいいよ」と言われ退会の手続きをした。

ちょうど同じ時期、ポストに投函されていたのが、「暗闇からの招待状」というチラシ。

ポスト出典:stock.adobe.com

そのキャッチフレーズが気になり、いつもならすぐに捨ててしまうポストに投函されたチラシを家まで持ち帰りインターネットで検索してみた。

この「暗闇からの招待状」がきっかけで、私の40代の運動ライフが劇的に変化することになる。

人生の先輩たちから聞いた“更年期の乗り越え方”

30代後半から、”更年期を疑ったら、まだ更年期じゃなかった”ということを数回繰り返している私。年齢的に、不調を感じたら更年期のせいにしておけば楽という気持ちと、そうは言っても、「いや、まだ早いでしょう」という認めたくない気持ちの間で揺れ動くのは、アラフォー女性のあるあるではないだろうか。

そんな中、仕事でもプライベートでも実際に更年期真っ只中! もしくは、更年期を終えたという人生の先輩たちからお話を聞く機会が増えた。

以前にも書いたことがあるが、私の周りには、年齢を重ねることをポジティブに受け止め、素敵な歳の取り方をしている人が多い。

50代女性出典:stock.adobe.com

そんな先輩たちが教えてくれた、”更年期の乗り越え方”がある。

  1. 継続的に運動をする
  2. 推し活をする
  3. やりたいことをする(何事においても我慢はしない)
  4. 自分の機嫌は自分でとる
  5. とことん自分を甘やかす

更年期症状の重い軽いに関わらず、この項目を意識して生活すると更年期は思っているよりも楽に乗り越えることができるそう。(*あくまでも、私の周りの人生の先輩たち調べ)

そして、このほとんどを暗闇バイクフィットネス FEELCYCLE(フィールサイクル)に通うことでクリアできてしまうという発見をした。

暗闇に1年通って得たもの

FEELCYCLE出典:www.feelcycle.com

FEELCYCLE(フィールサイクル)に通い出してから1年が経過した。月に15回通えるコースを契約していて、15回達成したなかったのは1,2回。ほぼ毎月15回を漕ぎ切っている。ジムは2か月程で通うことをやめてしまったというのに……。

つまり、この1年継続的に運動をする生活を続けてこられた。それも、心から楽しみながら。

1コマ45分。スケジュール的に漕げる時間のレッスンを予約する。けど、漕ぎたいレッスンやインストラクターがいたら、どんな予定よりも優先してレッスンを予約する。

通い始めて気がついたけど、暗闇は推し活でもある。好きなインストラクターのレッスンは必ず受ける! とか、インストラクターを追いかけて遠征する人もいるそう。私はまだその域にはいけていないけど、通っているスタジオのインストラクターのみんなが大好きなので箱推しということになる。これまで推し活をしたことがなかった私にとって、人生初の推し活生活でもある。

受けたいレッスンが20時台のことがある。子どもの寝かしつけとか、夜に家を空けていいのか? みたいな気持ちから最初の頃は我慢していたけど、夢中に通い続ける私を見て夫も協力的。

「行きたいレッスンがあれば受けておいで。家のことは俺がやるから」なんて言ってくれたりする。ここにきて、やりたいことを家族の応援のもとに楽しめる環境まで整った。

そして、定期的に運動をしていることで、変にストレスが溜まらない。以前に比べてメンタル面の安定感がすごい(元々安定タイプではあるけども)。

モヤモヤすることがあっても、漕げばすっきり! 何にモヤっていたのかも思い出せないくらい爽快な気分になる。最近の私は、暗闇で自分の機嫌を取っている。

こんなに夢中になれることに出会えて、家族にも理解されると心身共に整う。

ロッカールームは素敵女性で溢れている

ロッカールーム出典:stock.adobe.com※写真はイメージです。

私はまだ更年期症状に悩まされてはいないけど、いつ始まるかわからないしどんな不調に襲われるかも未知だ。

でも、先輩たちが教えてくれた乗り越えるための策だけは完璧にできていて、いつでもこい! 状態。最近は、「私、きっと更年期に気づかぬまま更年期が終わるな」という気さえしている。

暗闇のロッカールームで一緒になる方々は、私と同世代、もしくは少し上の方が多いのだけど、みなさん若くて美しい。エネルギーに満ち溢れていてキラキラしている。

暗闇のロッカールームは、驚くほど素敵に年齢を重ねている人で溢れている。更年期で悩んでいそうな人が一人もいない。

あ、そうか! だってここは、そのために必要な要素がすべて満たされる場所だからだ。

なんてことを考えながら、今日も私は元気に暗闇でバイクを漕ぐ。

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著者

潜在意識インタビュアーkaho

潜在意識インタビュアーkaho

フリーライター歴13年。著名人から話題の人まで幅広い方々へのインタビューライターを中心に活動中。ヒプノセラピーを学び、潜在意識の中にある大切な情報を気づくことが人生を変化させることを知り、潜在意識インタビュアーとしての活動を2022年からスタート。

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