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「行くよ」「大丈夫」。40代後半になって「いい人でいること」が急にしんどくなった理由

カルチャー

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2026.09.20

潜在意識インタビュアーkahoのコラム【良い人生は後から】 「良い花は後から」ということわざがあります。先に咲いた花よりも、後に咲いた花の方が美しいという意味を持つこの言葉。人生も同じだと思いませんか? 酸いも甘いも経験した40代頃からのほうが人生の豊かさを感じられるようになります。そんなことを意識しながら生きているkahoが日々思うことをお届けします。

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連載:潜在意識インタビュアーkahoのコラム【良い人生は後から】

「嫌われる勇気」の意味が、以前はわからなかった

友人と会話出典:stock.adobe.com

『嫌われる勇気』という本がある。

初めてそのタイトルを見たとき、私は「嫌われる勇気!? 人から嫌われて生きていくなんて無理よ……」と思った。(タイトルを見ただけの感想)。

できれば人から嫌われたくない。

嫌なことを言って嫌われるくらいなら、自分が我慢したほうがいい。

誰かに頼まれれば「いいよ」と言うし、相手が喜ぶなら、多少無理をしてでも応えたい。

そんなふうにして、若い頃の私はずっと「いい人」でいようと生きてきた気がする

もちろん、それが悪いことだったとは思ってない。人に優しくすることも、相手を思いやることも、大切なことだから。

でも、40代後半になってから、その考えがガラリと変わった。最近は、以前ならそれほど気にならなかったことが、妙にしんどくなってきた。

行きたくないところに「行くよ」と言ったり、本当は引き受けたくないことを「大丈夫」と言ったり……。相手に合わせて笑ったり、言いたいことを飲み込んだりすることにも、以前より疲れるようになった。

「私、わがままになったのかな」

そんなふうに思ったこともある。でも、最近はそうではないとわかってきた

わがままになったのではなく、もう、自分の気持ちを無視することができなくなったのだ。

「私はどうしたい?」を選んでもいい

本心出典:stock.adobe.com

40代になると、これまで当たり前だと思っていたことに「本当にこれでいいのかな」と感じる瞬間が増えてくる。

仕事でも、人間関係でも、家族との関係でも、「今までこうしてきたから」という理由だけでは続けられなくなることがある。

若い頃は、周りに合わせることが「大人になること」だと思っていた。多少嫌なことがあっても我慢する。頼まれたら応える。波風を立てない。誰かをがっかりさせない。

そうやって頑張ってきたからこそ、今の自分がある。だからこそ、これからは、多少やり方を変えても大丈夫! と思える。

「嫌われたくない」から選ぶのではなく、「私はどうしたい?」から選んでみる。

本当に疲れているなら、誘いを断ってもいい。

本当は気が進まないなら、行かなくてもいい。

本当は違うと思っているなら、「私はこう思う」と言ってみてもいい。

もちろん、それで嫌われることがあるかもしれない。もしかしたら、誰かをがっかりさせることもあるかもしれない。

でも、自分の気持ちに耳を傾けて、その気持ちに応えるための行動がとれるなら、それでいい。

私はこれまで、「嫌われること」と「悪い人になること」は同じだと、勘違いしていただけなのだ

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嫌われないために、自分を消さなくていい

自分の声を大切にする出典:stock.adobe.com

相手の期待に応えられないことと、相手を大切にしないことも、同じではない

私たちは、「いい人でいなければ」という思いが強いほど、自分の気持ちを後回しにしてしまう。

「これくらい我慢すればいい」
「私が合わせれば丸く収まる」
「断ったら、嫌な人だと思われるかも」

そうやって小さな我慢を積み重ねているうちに、自分でも気づかないところで、自分の人生を人の都合に合わせてしまうことがある。

「私のことかも……」と、感じる人は少なくないはず。

40代からは、「嫌われる勇気」よりも、もっと身近な勇気が必要だ。

それは、「私は本当はどう感じている?」と、自分に聞いてあげる勇気

誰かにとっての「いい人」でいることより、自分にとって無理のない自分でいること。

嫌われたくないという気持ちがあってもいい。好かれたいと思ってもいい。でも、自分を犠牲にしてまで好かれなくてもいい。

40代になって、いい人でいることが急にしんどくなったのなら、それは自分が冷たくなったということではない。

これまでずっと後回しにしてきた「自分の気持ち」が、「そろそろ私のことも大切にして」と教えてくれているのかもしれない

嫌われる勇気を持てなくてもいい。ただ、嫌われないために、自分を消さなくてもいい。

これからの人生は、誰かにとっての「いい人」だけではなく、私自身にとっても「これでいい」と思える私でいたい

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著者

潜在意識インタビュアーkaho

潜在意識インタビュアーkaho

フリーライター歴13年。著名人から話題の人まで幅広い方々へのインタビューライターを中心に活動中。ヒプノセラピーを学び、潜在意識の中にある大切な情報を気づくことが人生を変化させることを知り、潜在意識インタビュアーとしての活動を2022年からスタート。

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