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45歳、結婚してからも干渉してくる、実の親が苦手です……! #心理カウンセラーうさこの心を軽くする考え方

カルチャー

 実の親から離れたい!

うさこさんからのアドバイス:人生の主導権を握るのはあなた

「縁を切りたい」「もううんざり」「本当にイヤ」、、、黒い気持ちが溜まりに溜まってもう耐えられない……という感じが伝わってきました。

ご相談を読んで「これはものすごく大切なことをお伝えしなければいけないぞ」と思いましたので、私も覚悟をもってお返事しますね。ちょっと厳しく感じるかもしれませんが、そのつもりで読んでみてくださいね。

「問題とは、人生で取り組むべき課題を教えてくれるものだ」と私は考えます。では、でいこさんが今取り組むべき課題とはなんでしょうか?
私が想像するに、4つの課題がありそうです。

質問者様の人生の課題は4つ

まずひとつめは、人生の主導権を取り戻すこと。

「誰かが何かをしてくれないから自分は不自由だ」という考えを手放しましょう。でいこさんは、本来自由に生きることができる人です。

と言うと「でも親が自由にさせてくれないから、、、」と思うかもしれません。「支配しようとする」「監視されているよう」と書かれていますものね。実はこの「〇〇される」「〇〇させてくれない」という言葉が出てくるときは、人生の主導権を他人に譲り渡してしまっているとき、なんです。

でも、今がどんなに不快だとしても、実は自分でこの状況を選んでいます。自由って責任を伴います。これまでの人生のいくつかの選択は、「逆らって揉め事を起こすよりは、親の言う通りにしたほうがいい」そう考えて、ご自分で選んできたことではありませんか。

ということは、責任を伴う自由を自分で選び直していくこともできるんですよね。

そしてふたつめは、NOを言うこと。

どうやらでいこさんは、主張の強いご両親に対して、怒らせないように、不快にさせないようにと、自分の気持ちを表現しない癖がついてしまったかもしれませんね。

でも、ご主人が「好きでやっていると思っていた」と驚かれたように、気持ちって表現しないと伝わらないんです。「私がこんなに嫌がっているのに、どうして気づいてくれないの?」と思うかもしれませんが、それだけ巧妙に、本心を隠すことが得意になっているのかもしれないですね。

ご両親に対して「嫌です。それはしたくない。それはやめて。私はこうしたい」そう毅然とした態度で表現されたことはありますか?もしまだないのでれば、ご両親は、「親の言う通りにすることが娘のしたいことだ」と誤解されている可能性さえあります。

私たちは、イヤなことをイヤだと言わないと、相手のことをどんどん嫌いになっていきます。実は、「イヤ」をきちんと伝えることは、相手を嫌わないためにもとっても大切なことなんです。

3つめは、他人の感情のお世話をやめること。

もちろん、これまでNOと言わなかったでいこさんが、急にはっきりと言えば、ご両親はびっくりして、また感情的になるでしょう。ぶつかり合うことになるかもしれません。

でも、相手の感情は相手のもの。もしも娘が思い通りに動かないことに感情的になったとしても、それはご両親たち自身で受け止めていくことです。本来でいこさんがお世話をすることではありませんし、ご両親を怒らせないようにすることをでいこさんがやめることで、やっとご両親も、娘にとっての、そして自分たちにとっての本当の幸せについて考え始めていくことになるかもしれません。

さあ、人生でずっと後回しにしていきた課題が、今目の前にやってきました。
引っ越したいですか? それともまだご両親のそばにいたいですか? 今日は誰と一緒にいたいですか?

最後の課題は、自分で決断すること、です。

でいこさんはもう、誰にどう思われようと、自分の気持ちを表現して、自分を幸せにしていいんです。その証拠に、あなたを幸せにしたいと動いてくれるご主人がいます。頼もしいですよね。

自分の本心を表現して生きる自由を自分に与えてあげましょう。きっとできます。応援していますね。

 

著者

古庄由佳さん

古庄由佳(うさこ)

17歳の頃に、徐々に視機能が失われていく難病であると診断される。病気に負けず頑張りたいのに、体も心も人間関係もどんどん壊してしまう。そんな生きづらさから、心のことを学び始める。2012年より、心理カウンセラー、セミナー講師、心理スクール講師として活動。自分との仲直りをテーマに、本来の魅力や才能を解き放っていく心理カウンセリングの他、病気からのサインを受け取り、本来の自分らしい人生を取り戻していく卒病カウンセリングも好評。20年近く住んでいた東京を離れ、2019年に福岡県糸島市に移住。著書は「心屋流 戦わないで生きていく」「心屋流 がんばらないレッスン」(ともにPHP研究所)。

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