連載記事

45歳、結婚してからも干渉してくる、実の親が苦手です……! #心理カウンセラーうさこの心を軽くする考え方

カルチャー

2021.07.16

心理カウンセラーの古庄由佳です。カウンセリングに来てくださる方には「うさこさん」と呼ばれています。 自分の心に蓋をして、我慢を続けて生きるのはとてもしんどいですよね。自分の人生をHappyにするかどうかは自分が決めると信じて、皆さんのお悩みに答えます。

広告

連載:心理カウンセラーうさこの「心を軽くする考え方」

相談:実母と相性が悪すぎる……

私は実の親が苦手です。自分たちの思ったようにならないと、ときにネチネチと、時に恫喝してプレッシャーをかけてくるからです。

小さい頃は「うちの親は厳しいんだ」と思っていました。
確かに厳しいのですが、その厳しさが私のためと言うよりも、親のため、親の世間体のためのように感じていました。

そして、結婚して家を出た今でもそれは続いています。
公務員になりましたが、公務員になりたかったわけではなく、それしか選択させてもらえなかったからです。
夫も両親の知り合いの方とお見合いで結婚しました。すごく不幸になっているわけではないので、ある意味親のしいたレールが正しかったように感じられるのが余計にイヤです。

今住んでいるところも実家から徒歩圏内です。
子どものころから今までも、友人関係にまで口出ししてきます。
いちいち貯金額も聞かれて「そろそろ実家をバリアフリーにしてくれないと」などと言ってくるのが本当にイヤです。

夫には半年前にこの話を初めて本音で打ち明けました。
夫は私が実家や親が好きでやっているんだと思っていたそうで、すごく驚いていました。
ただ、気持ちは受け止めてくれて、夫自身も将来のために転職や他の支店に異動するなどして一旦別の土地に引っ越さないか、と言ってくれました。

しかし、その話を両親にしたところ激怒され、「今までこんなに近くで面倒をみてやったのに、そんな男とは別れろ!」と言ってきます。もううんざりです。
急に夜逃げするわけにもいかず、最近は毎日朝から晩まで我が家に入り浸って、私が仕事から帰ってくるのを待っています。行動を監視されているようで本当に嫌です。

何をどうすればいいでしょうか。

(45歳 群馬県 でいこ 公務員)

広告

著者

古庄由佳さん

古庄由佳(うさこ)

17歳の頃に、徐々に視機能が失われていく難病であると診断される。病気に負けず頑張りたいのに、体も心も人間関係もどんどん壊してしまう。そんな生きづらさから、心のことを学び始める。2012年より、心理カウンセラー、セミナー講師、心理スクール講師として活動。自分との仲直りをテーマに、本来の魅力や才能を解き放っていく心理カウンセリングの他、病気からのサインを受け取り、本来の自分らしい人生を取り戻していく卒病カウンセリングも好評。20年近く住んでいた東京を離れ、2019年に福岡県糸島市に移住。著書は「心屋流 戦わないで生きていく」「心屋流 がんばらないレッスン」(ともにPHP研究所)。

気になるタグをチェック!

saitaとは

連載記事

心理カウンセラーうさこの「心を軽くする考え方」

広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る