酢飯を炊飯器で!
ひな祭りのご馳走で「ちらし寿司」を作るご家庭も多いと思いますが、意外と「酢飯」が上手にできないというお悩みをよく聞きます。
その多くは酢飯の味が均一にならなかったり、水っぽくなってしまうことです。
そもそも、すし酢を加える際に「うちわであおぎながら、ご飯粒を切るように混ぜる」という高度な芸当も要求されますから、一人で作るにはハードルが高い作業ですよね。
そこで今回は、お米とすし酢を一緒にして炊飯器で炊いてしまうレシピをご紹介します。
炊飯スイッチを押すだけで完成するので、もう焦ってうちわであおぐ必要はありません。
この方法ならばすし酢は均一に混ざり、また、加熱することで酸味もまろやかに仕上がります。また、市販のすし酢を買わなくても身近な調味料で作れる点もおすすめです。
さらに、人参のすりおろしを加えて作れば見た目も一段と鮮やかに!
ケーキ型の代わりに、適当な大きさの耐熱容器を使ってもよいでしょう。
包丁で簡単に切り分けることができるので、好きな大きさにカットしてどうぞ。
ぜひ、手軽で失敗なくできるケーキ寿司で食卓を飾ってみてください。
【サーモンケーキ寿司】
材料(直径15cmケーキ型)
*酢飯
- 米……2合
- 水……300ml
- 米酢……60ml
- 砂糖……大さじ2
- 塩……小さじ1
- 人参……10cm分
*具
- スモークサーモン……8枚
- 大葉……6枚
- ツナ缶(オイル)……1缶(80g)
- マヨネーズ……大さじ1
- 塩……ひとつまみ
- いくら……適量
- レモン……適量
作り方
1. ツナ缶はオイルを切り、マヨネーズと塩を混ぜておきます。人参はすりおろします。
2. 米を研いでたっぷりの水につけて30分おき、ザルにあげて水気を切ります。
3. 炊飯器に米を入れて、水・酢・砂糖・塩を加えてよく混ぜます。
4. 人参のすりおろしを上に広げて乗せ、普通炊飯で炊きます。
5. 炊き上がった酢飯をほぐし、炊飯器の蓋を開けて冷ましておきます。
6. ケーキ型に大きめにラップを敷き、スモークサーモンを敷き詰めます。
7. その上に型の半分の高さまで酢飯入れて少し押さえ、1のツナマヨを広げて大葉を上に乗せます。
8. さらに酢飯を半分入れてラップをかけて上から全体を軽く押さえます。
9. 皿を型の上にあてて逆さにして型からはずし、上にいくらやレモンをお好みで飾ります。
ひな祭りが盛り上がること間違いなしのケーキ寿司。見た目も華やかなので、ぜひ作ってみてください。