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材料をフライパンに入れるだけ!フライパンのまま食卓に出せるのに「手抜き感ゼロ」本格レシピ2選!

料理・グルメ

2021.03.25

外食の機会が減って家でご飯を食べることが多くなりました。 在宅時間も増えたので「食べることくらいは楽しみたい」と思う反面、「今日は何にしようか?」と献立に悩むこともあります。 この「見た目のインパクトがあるけど簡単に作りたい」という気持を、上手くまとめてくれるのが「フライパンでそのまま食卓に出せる料理」です。 何しろ食材も調理方法も簡単でありながら、見た目はダイナミックでできたてを食べる臨場感や楽しさがあります。 ついつい同じようなものを繰り返している日々の料理がマンネリに感じたら、ぜひお試し下さい。

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手抜き感ゼロのレシピ

今回ご紹介する2つのレシピは、どちらもおしゃれなイメージがありますが、同時に「難しそう」という思い込みもあるようです。

ちなみに、私の料理教室でこれらをご紹介するときは「一度作ってみたかった料理です!」という、皆さんの並々ならぬ熱意を感じます。
しかし簡単に言えば、「アクアパッツァ」は魚介を白ワインで蒸したもの、「パエリア」はお米を魚介出汁で炊いたものです。
どちらも素材からよい出汁がでるので、味付けも難しく考える必要はありません。

また、2つともダブっている食材が多いので、その日の気分や冷蔵庫の中身と相談してどちらを作るか決めるのもよいかもしれません。

今回はアクアパッツァに切り身魚を使い、パエリアの味付けも身近なカレー粉を使うことで一層手軽に作れるようにしました。
どちらにも共通して大切なポイントは「3食を意識する」ということです。
できあがりに赤・黄・緑の信号カラーを意識することで「おいしそう」に見えます。

ちなみに私は白いフライパンを愛用しています。
これは茶色に偏りがちな家庭料理において、何を作ってもそれなりにおしゃれに見える不思議なアイテムです。
そしてそのまま食卓にだしても「手抜き感」や「雑さ」を感じさせません。

なかなかお出かけしづらい状況ですが、手を抜くところは抜いて、おうちごはんを楽しみましょう。
華やかな食卓が、皆さんとご家族の気分も晴れやかにできますように。

切り身魚でアクアパッツァ

アクアパッツァ

<材料>2人分(26cmフライパン使用)

・切り身魚(たら、鯛など)……2切れ(軽く塩を振り10分→ペーパーでふき取る)
・あさり……150g(砂抜きしたもの)
・にんにく……1かけ(薄切り)
・プチトマト……6個(へたをとる)
・パプリカ……2分の1(2cm角切り)
・オリーブ(黒)……6個(種なしホール。スライスでもOK)
・白ワイン……100ml
・水……20ml
・オリーブオイル……大さじ1

<作り方>

アクアパッツァ

1.フライパンにすべての材料を入れて蓋をして中火加熱。
2.あさりの口が開いたら、レモンとパセリを乗せてできあがり。

簡単パエリア

パエリア

<材料>2人分(26cmフライパン使用)

・オリーブオイル……大さじ1
・ニンニク……1片(みじん切り)
・玉ネギ……4分の1個(みじん切り)
・ウィンナー……3本(小口切り、ベーコンでもOK)
・米……1カップ(200ml。洗わずにそのまま使う)
・パプリカ……2分の1個(細切り)
・エリンギ……2本(細切り)
・海老……6個位(背ワタを取り、塩+片栗粉で揉み洗いする)
・あさり……150g(砂抜きしたもの)
・レモン……適量
・パセリ……適量

*炊き込み用スープ
・あさりのゆで汁+水……300ml
・コンソメキューブ……1個
・カレー粉……小さじ2分の1
・塩……小さじ4分の1

<事前準備>
・白ワイン60mlであさりを蒸し茹でし、あさり本体を取り出しておく。
・あさりのゆで汁に水を足して合計300mlにして、他の調味料を加えて熱々に加熱しておく。

<作り方>

パエリア

1.フライパンにオリーブオイルを入れ、ニンニク、玉ネギ、ウィンナーを加えて中火で玉ネギが透き通るまで炒める。
2.そこに米を入れて3分ほど炒める(米がモッタリと透き通るまで)。

パエリア

3.熱々の状態の炊き込み用スープを注ぎ、海老とエリンギを乗せて蓋をする。
4.中火のまま12分→蓋を開けてあさり、パプリカを乗せて再度蓋をして弱火で6分。
5.蓋を開けてレモン、パセリを乗せてできあがり!

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

本多理恵子さんプロフィール画像

本多 理恵子

2007年に鎌倉の自宅を改築してカフェを開業。また、同年から見学型料理教室「お気軽料理サロン」もスタート。座って見て食べるだけの「作らない料理教室」は、手ぶらで参加できる気軽さと家族に喜ばれる簡単料理がうけ、遠方からも通う生徒数はのべ1万2000人を超える。現在はカフェ経営を卒業して料理教室の運営を主軸にしている。2018年出版の『料理が苦痛だ』は第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞を受賞し、全国の「料理を苦痛」に感じる人々の支持を得てベストセラーとなる。現在は出張料理教室や講演会など全国に出向く。近著には『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ』。フジテレビ・セブンルール(2019年11月)、バイキングMORE(2020年11月)、テレビ東京よじごじDays(2018年、2019年)などテレビ出演あり。野菜ソムリエ、オリーブオイルソムリエ、ホームパーティースタイリスト。

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