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「もやし」から水が出て味がうすまらなくなる「中華もやしサラダ」のつくりかた#本多理恵子直伝

料理・グルメ

 中華もやしサラダ

2022.05.25

お手頃食材の「もやし」は、食卓の救世主です。 今回はそのもやしを使って、作り置きしておいた万能タレに和えるだけの「中華サラダ」をご紹介します。

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中華もやしサラダ

そもそも、もやし料理は水っぽくなったり、味がぼやけてしまうというお悩みを聞きます。その解決法として、もやしだけを先にレンジで加熱して水気を絞って使いましょう。このひと手間でぐっと味が染み込みやすくなります。

また味付けのタレはあらかじめ混ぜておいて、様子を見て加えていけば味の濃さを調節できます。食材が温かいうちにタレを加えるのが味を染み込ませるポイントです。

タレは冷蔵で1週間保存がきくので、少し多めに作ってサラダドレッシングとして活用してください。このタレも「全部大さじ1」の神配合ですから覚えやすいです。

わかめやお豆腐、茹でタコやお刺身全般にも相性がよいのでぜひ試してみてください。食材を選べばミネラル、タンパク質を幅広く摂取することができます。

また、素麺や冷やし中華のタレとしても使えるので、辛子を添えて味のアクセントにしてもよいでしょう。なにしろ食材にかけるだけで調味が完了するので、ちょっと嬉しい調理法ですよね。

材料 2~3人分             

材料

・もやし……1袋(200g)
・きゅうり……2分の1本(細切り)
・スライスハム……4枚(細切り)
・塩……小さじ2分の1
・白いりごま……適量

*タレ
 ・醤油……大さじ1
 ・酢……大さじ1
 ・砂糖……大さじ1
 ・ごま油……大さじ1

作り方

⒈耐熱容器にもやしを入れ塩をまぶしたら軽くラップをして600Wの電子レンジで3分加熱します。
⒉もやしの汁気を軽く絞ります。

もやし

⒊きゅうり、ハム、タレを入れて混ぜます。

「もやし」から水が出て味がうすまらなくなる「中華もやしサラダ」のつくりかた

⒋お好みで白いりごまをふってどうぞ。

もやし

これから蒸し暑くなる時期はどうしても食欲が落ち気味になります。さっぱりとした下味付けのお惣菜は箸が進むことと、もやし料理はお財布にも優しいのでいざというときの一品としてレパートリーに加えておいてください。

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著者

本多理恵子さんプロフィール画像

本多 理恵子

2007年に鎌倉の自宅を改築してカフェを開業。また、同年から見学型料理教室「お気軽料理サロン」もスタート。座って見て食べるだけの「作らない料理教室」は、手ぶらで参加できる気軽さと家族に喜ばれる簡単料理がうけ、遠方からも通う生徒数はのべ1万2000人を超える。現在はカフェ経営を卒業して料理教室の運営を主軸にしている。2018年出版の『料理が苦痛だ』は第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞を受賞し、全国の「料理を苦痛」に感じる人々の支持を得てベストセラーとなる。現在は出張料理教室や講演会など全国に出向く。近著には『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ』。フジテレビ・セブンルール(2019年11月)、バイキングMORE(2020年11月)、テレビ東京よじごじDays(2018年、2019年)などテレビ出演あり。野菜ソムリエ、オリーブオイルソムリエ、ホームパーティースタイリスト。

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