夜漬けておくだけ
べったら漬けというと漬け込み時間がかかるイメージがありますが、大根を小さめに切って漬け込むことで一晩で完成します。また使う大根の部位も選ばないので、辛味が強い先端部分やちょっと余った切れ端などを漬け込んでおくと常備菜として重宝します。
さらに米麹を使わないのも気軽に作れるポイントです。砂糖は今回てんさい糖を使いましたが、普通の砂糖でも大丈夫です。お好きな砂糖をお使いください。
出汁として使う昆布は、ハサミで細く切れば大根と一緒に食べることができます。もし細切りが手間なら、大きなまま入れて「出汁」と割り切って使ってください。大きなまま入れた昆布は漬け込んだ後に切ることもできます。
材料をポリ袋に入れていくと、酢の分量が少なく感じるかもしれません。しかし、ひと晩置くと大根から出た水分でちょうどよくなりますからご安心を。
大根は硬さや辛味に「あたりハズレ」がありますが、べったら漬けは甘く仕上がるので辛味を強く感じることも少なく、また漬け込むと味が染みてしんなりと食感が変化していきます。鷹の爪を使っていますが、これも辛さを感じることはありません。
塩麹を使わない即席べったら漬け
<材料>作りやすい分量
大根 …… 10cm分(縦に4分等分してから3つに切り分ける)
砂糖(てんさい糖を使用)…… 40g
塩 …… 5g
酢 …… 20ml
昆布 …… 3cm×5cm角(はさみで細くきる)
鷹の爪 ……1本(種を取る)
<作り方>
1. 厚手のポリ袋に切った大根と調味料を全て入れます。
2. 冷蔵庫で1晩おきます。
3. 食べやすい大きさに切ってどうぞ!
お子様でも食べられるサラダ代わりのお漬物です。
冷蔵で1週間保存可能ですが、みじん切りにしてマヨネーズに混ぜれば、タルタルソースにもなるのでぜひお試しください。