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寝る前に「大根」を切って調味料に漬けるだけ。朝食は冷蔵庫から出すだけ「即席べったら漬け」レシピ#本多理恵子直伝

料理・グルメ

2022.10.05

秋から冬にかけて大根がおいしい季節になります。 しかし、1本買っても意外と使い切れなくて困ることはありませんか?  今回は余った大根でも作れる簡単なべったら漬けをご紹介します。

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連載:集まれ「料理嫌い」な人!本多理恵子のお料理コラム

夜漬けておくだけ

べったら漬けというと漬け込み時間がかかるイメージがありますが、大根を小さめに切って漬け込むことで一晩で完成します。また使う大根の部位も選ばないので、辛味が強い先端部分やちょっと余った切れ端などを漬け込んでおくと常備菜として重宝します。

さらに米麹を使わないのも気軽に作れるポイントです。砂糖は今回てんさい糖を使いましたが、普通の砂糖でも大丈夫です。お好きな砂糖をお使いください。

出汁として使う昆布は、ハサミで細く切れば大根と一緒に食べることができます。もし細切りが手間なら、大きなまま入れて「出汁」と割り切って使ってください。大きなまま入れた昆布は漬け込んだ後に切ることもできます。

材料をポリ袋に入れていくと、酢の分量が少なく感じるかもしれません。しかし、ひと晩置くと大根から出た水分でちょうどよくなりますからご安心を。

大根は硬さや辛味に「あたりハズレ」がありますが、べったら漬けは甘く仕上がるので辛味を強く感じることも少なく、また漬け込むと味が染みてしんなりと食感が変化していきます。鷹の爪を使っていますが、これも辛さを感じることはありません。

塩麹を使わない即席べったら漬け

<材料>作りやすい分量

べったらずけ2

大根 …… 10cm分(縦に4分等分してから3つに切り分ける)
砂糖(てんさい糖を使用)…… 40g
塩 …… 5g
酢 …… 20ml
昆布 …… 3cm×5cm角(はさみで細くきる)
鷹の爪 ……1本(種を取る)

<作り方>

1. 厚手のポリ袋に切った大根と調味料を全て入れます。

3

2. 冷蔵庫で1晩おきます。

4

3. 食べやすい大きさに切ってどうぞ!

5

お子様でも食べられるサラダ代わりのお漬物です。
冷蔵で1週間保存可能ですが、みじん切りにしてマヨネーズに混ぜれば、タルタルソースにもなるのでぜひお試しください。

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著者

本多理恵子さんプロフィール画像

本多 理恵子

2007年に鎌倉の自宅を改築してカフェを開業。また、同年から見学型料理教室「お気軽料理サロン」もスタート。座って見て食べるだけの「作らない料理教室」は、手ぶらで参加できる気軽さと家族に喜ばれる簡単料理がうけ、遠方からも通う生徒数はのべ1万2000人を超える。現在はカフェ経営を卒業して料理教室の運営を主軸にしている。2018年出版の『料理が苦痛だ』は第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞を受賞し、全国の「料理を苦痛」に感じる人々の支持を得てベストセラーとなる。現在は出張料理教室や講演会など全国に出向く。近著には『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ』。フジテレビ・セブンルール(2019年11月)、バイキングMORE(2020年11月)、テレビ東京よじごじDays(2018年、2019年)などテレビ出演あり。野菜ソムリエ、オリーブオイルソムリエ、ホームパーティースタイリスト。

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