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暑い日は「お酢」をつかった料理がおすすめ。さっぱりと仕上げる「ナスと豚肉のちりめんじゃこ酢いため」#本多理恵子直伝

料理・グルメ

 暑い日は「お酢」をつかった料理がおすすめ。さっぱりと仕上げる「ナスと豚肉のちりめんじゃこ酢いため」

2022.08.10

暑いときにはさっぱりした料理に偏りがちですが、たまには白いご飯がすすむおかずでガッツリ食べたいときもありませんか?  けれど、胃もたれはしたくない……と言うときにおすすめしたいのが「酢」を使った肉と野菜のおかずです。

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連載:集まれ「料理嫌い」な人!本多理恵子のお料理コラム

酢がベースの万能ダレ

お酢

今回ご紹介する酢をベースにしたタレは、ちりめんじゃこを入れて作りました。
ちりめんじゃこが酸味と調和してまろやかになり、香ばしさと食感が楽しめます。

このタレは冷蔵庫で10日ほど日持ちするので、多めに作って常備しておくのもおすすめです。炒め物の味付けだけでなく、キュウリやわかめと和えれば手早く副菜が完成です。

今回、野菜は旬のナスを使います。油との相性がよいのでこんがりと焼きましょう。
また、ナスと肉にはそれぞれ、焼きながら少量の塩コショウで味付けをします。
これは最後にタレと合わせたときに全体の味がよくまとまるからです。

ナスと豚肉のちりめんじゃこ酢いため

<材料>2人分

材料

・豚薄切り肉……150g(今回はロース肉を使用。食べやすい大きさに切る)
・ナス……3本(1.5cm厚さにななめ切りして水にさらしておく)
・塩……少々
・こしょう……少々
・油……大さじ2

*ちりめんじゃこ酢(作りやすい分量)
 ・ちりめんじゃこ……50g
 ・酢……120ml
 ・砂糖……大さじ3
 ・塩……小さじ1

<作り方>

⒈フライパンに油を入れてナスの両面をこんがりと焼き、軽く塩こしょうをして取り出します。

ナス

⒉空いたフライパンに豚肉を広げ、軽く塩こしょうをして両面こんがりと焼きます。

⒊余分な油が出たらぺーパーで吸い取り、ナスとちりめんじゃこ酢(大さじ4)を加えて、汁気を飛ばすように全体を炒めます。

合わせる

⒋器に盛ったら、できあがり。

完成

シンプルな料理ながら、実は野菜と肉と魚介が全部入っている欲張りな料理です。
タンパク質もカルシウムも補給できますから、ぜひ夏バテ防止のためにもお試しください。

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著者

本多理恵子さんプロフィール画像

本多 理恵子

2007年に鎌倉の自宅を改築してカフェを開業。また、同年から見学型料理教室「お気軽料理サロン」もスタート。座って見て食べるだけの「作らない料理教室」は、手ぶらで参加できる気軽さと家族に喜ばれる簡単料理がうけ、遠方からも通う生徒数はのべ1万2000人を超える。現在はカフェ経営を卒業して料理教室の運営を主軸にしている。2018年出版の『料理が苦痛だ』は第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞を受賞し、全国の「料理を苦痛」に感じる人々の支持を得てベストセラーとなる。現在は出張料理教室や講演会など全国に出向く。近著には『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ』。フジテレビ・セブンルール(2019年11月)、バイキングMORE(2020年11月)、テレビ東京よじごじDays(2018年、2019年)などテレビ出演あり。野菜ソムリエ、オリーブオイルソムリエ、ホームパーティースタイリスト。

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