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「しいたけ」が冷蔵庫にあったら作ってほしい。旨味が詰まった”ジューシー椎茸つくね”のつくりかた

料理・グルメ

2022.11.09

秋はきのこがおいしい季節です。旬を迎えた椎茸を使い、簡単な食材でつくねを作ります。椎茸はどんこ椎茸などの肉厚のもので、できれば菌床より原木を選ぶことで、プリプリとした食感や旨味が断然違ってきますよ。

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口いっぱいに広がる椎茸の香り

椎茸の軸は包丁ではなく手で取り外せば手間が省けます。
ただし、軸の先端に石づきがついている場合は、そこだけ切り落とてください。

また、椎茸は水で洗わず、気になる場合はキッチンペーパーで汚れをふき取ってからしっかり加熱調理しましょう。今回は飾り切りをして小さな椎茸の切れ端は肉種に混ぜて使っていますが、家庭で食べるならばわざわざ飾り切りをしなくも構わないと思います。

醤油ベースの食べ馴染みがある味付けですが、お好みで卵黄をからめたり七味唐辛子をつけていただくのもおすすめです。

椎茸つくねの作り方

材料 (2人分)

椎茸

  • 椎茸……8個(軸を取り除いて使用)
  • 大葉……8枚

*肉種

  • 鶏ひき肉……150g
  • ごま油……小さじ2
  • 塩……小さじ4分の1
  • 生姜すりおろし……大さじ1
  • 長ネギ(みじん切り)……5cm分

*タレ

  • 醤油……大さじ1
  • 酒……大さじ1
  • みりん……大さじ1

作り方

1. ボウルに肉種の材料を入れて、よく混ぜ合わせます。
2. 軸をとった椎茸の内側に肉種をしっかりとつけて大葉で蓋をします。

3. フライパンに大葉側を下に並べ、蓋をして中火で5分ほど加熱します。

4. 蓋を開けて椎茸を反対側に返し、弱火にして再度蓋をして3分加熱します。
5. 蓋を開けてタレを入れて中火に戻し、煮絡めてできあがりです。

とにかく椎茸から旨味が詰まった汁が滴り落ちるので、食べる時に注意が必要なほどです。
口いっぱいに広がる椎茸の香りを存分に楽しんでください。椎茸椎茸椎茸

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著者

本多理恵子さんプロフィール画像

本多 理恵子

2007年に鎌倉の自宅を改築してカフェを開業。また、同年から見学型料理教室「お気軽料理サロン」もスタート。座って見て食べるだけの「作らない料理教室」は、手ぶらで参加できる気軽さと家族に喜ばれる簡単料理がうけ、遠方からも通う生徒数はのべ1万2000人を超える。現在はカフェ経営を卒業して料理教室の運営を主軸にしている。2018年出版の『料理が苦痛だ』は第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞を受賞し、全国の「料理を苦痛」に感じる人々の支持を得てベストセラーとなる。現在は出張料理教室や講演会など全国に出向く。近著には『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ』。フジテレビ・セブンルール(2019年11月)、バイキングMORE(2020年11月)、テレビ東京よじごじDays(2018年、2019年)などテレビ出演あり。野菜ソムリエ、オリーブオイルソムリエ、ホームパーティースタイリスト。

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