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「旬の野菜」がメインおかずになる炒め物レシピ。隠し味に入れる“意外な調味料”とは?

料理・グルメ

 「旬の野菜」がメインおかずになる炒め物レシピ。隠し味に入れる“意外な調味料”とは?

2024.04.24

春は豆がおいしい季節です。スナップエンドウやグリーンピース、空豆も出回ります。 豆料理にはいろいろなレシピがありますが、今回は豆を下茹でせずにそのまま調理するお手軽なレシピをご紹介します。

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インゲンの食感と甘みを生かして

肉と一緒に蒸し焼きにすることで、豆本来の食感と甘さをダイレクトに感じる調理法です。

そもそも豆がメインだと主食になりづらい印象がありますが、これは豆があってこそおいしく見た目も鮮やかに仕上がる料理です。また味付けはオイスターソースとマヨネーズを同量使います。

簡単だけどしっかりした味は、白いご飯によく合います。隠し味にカレー粉を使うのも箸が進むポイントです。

鶏肉といんげんの炒め物の作り方(調理時間:10分)

材料(2人分)

1

・さやいんげん……10本(ヘタをとり、食べやすい長さに切る)
・鶏もも肉……200g(食べやすい大きさに切る)
・塩……少々
・こしょう……少々
・カレー粉……小さじ1
・油……大さじ1
・オイスターソース……大さじ1
・酒……大さじ1
・マヨネーズ……大さじ1

作り方

1. 鶏肉に塩こしょうをまぶし、中火で油を熱したフライパンに皮を下にして並べます。

2. 皮に焼き色がつくまで焼いたら、逆さにして1分程加熱します。

3. インゲンを加えて軽く炒め合わせたら、蓋をして弱火で3分蒸します。

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4. 蓋を取って余分な油をキッチンペーパーで吸いとり、カレー粉を加えて軽く炒めます。

5

5. オイスターソースと酒を加えて全体をまぜたら、マヨネーズを加えてさらに混ぜて完成です。

6

7    

今回使用した「さやいんげん」はまだ少し先に旬のピークを迎えますが、スナップエンドウやさやえんどうなど他の豆を使ってもよいでしょう。

春の食卓を鮮やかな緑で彩ってみてください。

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著者

本多理恵子さんプロフィール画像

本多 理恵子

2007年に鎌倉の自宅を改築してカフェを開業。また、同年から見学型料理教室「お気軽料理サロン」もスタート。座って見て食べるだけの「作らない料理教室」は、手ぶらで参加できる気軽さと家族に喜ばれる簡単料理がうけ、遠方からも通う生徒数はのべ1万2000人を超える。現在はカフェ経営を卒業して料理教室の運営を主軸にしている。2018年出版の『料理が苦痛だ』は第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞を受賞し、全国の「料理を苦痛」に感じる人々の支持を得てベストセラーとなる。現在は出張料理教室や講演会など全国に出向く。近著には『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ』。フジテレビ・セブンルール(2019年11月)、バイキングMORE(2020年11月)、テレビ東京よじごじDays(2018年、2019年)などテレビ出演あり。野菜ソムリエ、オリーブオイルソムリエ、ホームパーティースタイリスト。

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