お餅は太る?
お餅は冷凍で保存もできて腹持ちもよい便利な食材です。
お正月になると脚光を浴びがですが、ご家庭によっては毎日のご飯に活用している場合もあるようです。
ちなみに友人から、「お餅は子どもの朝ごはんの定番!」と聞きました。
確かに、焼いて醤油を付けて海苔で巻いた「磯辺焼」は、片手ですぐに食べられる日本古来のファストフードとも言えます。しかも忙しい朝、朝寝坊したい子どもと栄養摂取が気になる親の両方にニーズを満たしてくれます。
その一方で大抵のご家庭では、お正月モードが落ち着いた頃から「食べ飽きた」「余って困る」などというお悩みも聞かれます。
私は実家が和菓子屋だったこともあり、年末は切り餅やお供え餅の注文で大忙しでした。
ですから12月も半ば過ぎると、我が家の朝と昼ご飯のほとんどが「焼いたお餅」か「お雑煮」になりました。
仕事の合間に親たちが食べるのも、子どもの食事として用意しておくのも丁度よかったからでしょう。
しかしそうなると当然、お正月を迎える時はほとほと食べ飽きています。
また、毎年新学期の初登校の際には「お餅の食べ過ぎで太ってしまった」という私の悲しいエピソードもあります。
そんな経験から「お餅は太る」と大人になるまでかたくなに信じてきました。
しかし、後にお餅のカロリーを調べて驚いたのです。
じつはご飯1杯分に相当するカロリーは、切り餅なら約2個なのです。
よく噛んで食べることの満足感や腹持ちを考えると、お餅の方が摂取カロリーを控えることができるかもしれません。
どうやら私の「新春肥満」の原因は、単純に「食べ過ぎ」だったようです。
お餅はアイデアによっていろいろ使える!
もともと甘いもの好きの私は醤油や大根おろしではなく、たっぷりの砂糖醤油をつけて食べるお餅が大好物。それを「おやつ替わり」に何個も食べていましたから当然の結果です。
さらに時折、実家で練り上げた「餡子」をふんだんに使ったお汁粉を、せっせと自分で作っていました。
残念ながら今はもう育ちざかりでもないので、一度に2個3個と食べることはできませんし、毎日食べ続けることも飽きてしまいます。
このような「餅を持て余す」現象は世間一般でもよく聞かれます。
実際「田舎からたくさん送ってきたから」と、余所のお宅から自家製の切り餅をたくさんいただくこともあります。
そんな時にぜひ思い出してほしい、「餅を使ったアレンジレシピ」を2つご紹介します。
お餅の原材料は「餅米」だと考えれば、他にも使い方のアイデアが広がるかもしれません。
ちなみに私は、下記のレシピ以外にもシチューやスープのとろみ付けに使っています。
意外にも乳製品と相性がいいのもお餅の知られざる特徴です。
「少量をちょっと使う」レシピとコツを覚えれば、余ったお餅も使い切ることができそうですね。
季節感を取り入れつつ「これならできる」と思える簡単レシピをぜひご活用下さい。
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