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レンジで簡単!漬けこむだけで、味しみしみの「ナスとピーマンの煮浸し」レシピ#本多理恵子直伝

料理・グルメ

2022.04.27

これから温かくなるにつれ、ナスやピーマンなどの野菜が一段と瑞々しく旬を迎えます。今回は電子レンジだけで作れる簡単煮浸しをご紹介します。

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連載:集まれ「料理嫌い」な人!本多理恵子のお料理コラム

ナスをレンチンでさっぱりいただこう

なす出典:stock.adobe.com

ナスは、油との相性がバツグンな食材ですが、炒めている途中で油がどんどん吸収されて焦ることはありませんか?
ついつい油を追加してしまい、できあがりがベトついて後悔することがあります。
もちろん、たっぷりの油で炒めたナスはとろりと甘く絶品ですが、せっかくカロリーの低い野菜を料理しているのにちょっとモヤモヤしてしまうのです。

そこで、今回はナスとピーマンをレンジで加熱してタレに漬け込むだけ。
油で炒めたり、素揚げする工程を省いていたレシピをご紹介します。
油少なめでカロリー控えめなことがポイントです。
加熱したナスやピーマンは生姜醤油やポン酢醤油でさっぱりいただくのもよし。
また、しっかりと味を染み込ませれば、おつまみにも白いご飯のおかずにもなります。
うどんや素麺、冷やし中華の具としてもよく合いますよ。

【レンジで夏野菜の煮浸し】

<材料>2人分

  • ナス……3本
  • ピーマン……2個

A

  • ポン酢しょうゆ……大さじ4
  • 酢……大さじ1
  • 砂糖……小さじ1
  • ごま油……大さじ1
  • 唐辛子(輪切り)……小さじ4分の1(お好みで調節)

<作り方>

1. ピーマンはヘタを指で押して種を取り、食べやすい大きさにちぎります。
2. ナスはヘタ付きのまま洗い、水滴がついた状態で1本ずつ全体をラップで包み、電子レンジ(600W)で3分加熱します。
ピーマン

3. 耐熱容器にちぎったピーマンとAを入れて、電子レンジで1分半ほど加熱します。
ピーマン

4. 粗熱が取れたナスのヘタをはさみで切り落とし、食べやすい大きさに手で割きながら耐熱容器に入れて味をなじませます。
ピーマン

5. できたての熱々でも、冷蔵庫でしっかり味を染み込ませて冷やしても、どちらもおすすめです。
ピーマン

辛いのが苦手な方は唐辛子を省き、食べるときにお好みで一味(七味でも)唐辛子をかけて調節してください。
これからの季節の作り置きにも重宝する、ナスとピーマンを使った簡単副菜です。

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著者

本多理恵子さんプロフィール画像

本多 理恵子

2007年に鎌倉の自宅を改築してカフェを開業。また、同年から見学型料理教室「お気軽料理サロン」もスタート。座って見て食べるだけの「作らない料理教室」は、手ぶらで参加できる気軽さと家族に喜ばれる簡単料理がうけ、遠方からも通う生徒数はのべ1万2000人を超える。現在はカフェ経営を卒業して料理教室の運営を主軸にしている。2018年出版の『料理が苦痛だ』は第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞を受賞し、全国の「料理を苦痛」に感じる人々の支持を得てベストセラーとなる。現在は出張料理教室や講演会など全国に出向く。近著には『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ』。フジテレビ・セブンルール(2019年11月)、バイキングMORE(2020年11月)、テレビ東京よじごじDays(2018年、2019年)などテレビ出演あり。野菜ソムリエ、オリーブオイルソムリエ、ホームパーティースタイリスト。

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