連載記事

ジェノベーゼパスタのバジルの代わりに使う“身近な野菜”とは?じゃがいもや白身魚とも相性バッチリ

料理・グルメ

2024.06.05

これから秋にかけてバジルが旬を迎えます。ほかにもローズマリーやミントなどのハーブ類は料理の際に「ちょっとあると便利」な存在です。香りや風味が加わり、いつもと違うおしゃれな料理に変身します。庭先やベランダで手軽にプランターで育てることもできますが、必ずしも皆さんにとって「身近にある材料」ではないと思います。そこで、今回は本来バジルを使いますが、もっと手軽に手に入る大葉で代用するジェノベーゼ風パスタをご紹介します。

広告

連載:集まれ「料理嫌い」な人!本多理恵子のお料理コラム

身近にある材料で代用!

今回はバジルを大葉で代用しますが、さらに材料に使う「松の実」も、そうそう家にある食材ではありません。そこで、ナッツなら何でもOKと大雑把に考えました。

おつまみで食べるアーモンドやクルミ、私は柿ピーのピーナッツだけ集めて使うこともあります。ローストしてあってもなくても、塩味がついていてもいなくても、なんでも大丈夫です。

作り方は全部まとめてブレンナーやフードプロセッサーでペースト状にするだけ。冷凍保存も可能ですから、ぜひ多めに作ってみてください。

ジップ式の袋に平らに入れて凍らせておき、必要な量だけ割って使うことができます。

「大葉のジェノベーゼ風パスタ」の作り方(調理時間20分)

材料(2人分) 

2

・大葉……20枚
・ナッツ……20g
・おろしにんにく……小さじ1
・粉チーズ……大さじ1.5
・オリーブオイル……大さじ5
・塩……小さじ2分の1
・パスタ……160g(塩を入れたお湯で表示通り茹でます)

作り方

⒈大葉は軸を切り落としてちぎり、他の材料と一緒にフードプロセッサーかブレンダーなどを使ってペースト状にします。*冷蔵で1週間、冷凍で1か月保存可能。

ペースト

⒉茹でたパスタにできあがったペーストを絡めて完成です。

4

ジェノベーゼソースはパスタにからめるだけでなく、茹でたじゃがいもにマヨネーズと同量で合わせたり、蒸した白身魚にソースとしてかけていただくのもおすすめです。

緑の彩りも鮮やかで食卓が華やぎ、梅雨時期のどんよりした気分もあがると思います。

広告

著者

本多理恵子さんプロフィール画像

本多 理恵子

2007年に鎌倉の自宅を改築してカフェを開業。また、同年から見学型料理教室「お気軽料理サロン」もスタート。座って見て食べるだけの「作らない料理教室」は、手ぶらで参加できる気軽さと家族に喜ばれる簡単料理がうけ、遠方からも通う生徒数はのべ1万2000人を超える。現在はカフェ経営を卒業して料理教室の運営を主軸にしている。2018年出版の『料理が苦痛だ』は第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞を受賞し、全国の「料理を苦痛」に感じる人々の支持を得てベストセラーとなる。現在は出張料理教室や講演会など全国に出向く。近著には『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ』。フジテレビ・セブンルール(2019年11月)、バイキングMORE(2020年11月)、テレビ東京よじごじDays(2018年、2019年)などテレビ出演あり。野菜ソムリエ、オリーブオイルソムリエ、ホームパーティースタイリスト。

気になるタグをチェック!

saitaとは

連載記事

集まれ「料理嫌い」な人!本多理恵子のお料理コラム

広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る