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意外と知らない「ほうれん草」のおいしい食べ方「ご飯に合う」「メイン料理になる」

料理・グルメ

2025.11.26

ほうれん草が旬を迎えます。栄養が豊富なほうれん草ですが、その使い方はおひたし以外になかなか思いつかない場合もあります。そこで今回はメインのおかずになるレシピをご紹介します。

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盛り付けにもひと工夫

フライパンひとつで作れることと、盛り付けによってはとてもおしゃれに見えるのでぜひお試しいただきたいと思います。まずはほうれん草を食べやすい長さに切って、少量の水と塩を加えてフライパンで蒸し煮にします。ほうれん草はあまり火を通しすぎず、シャキシャキ感が残る程度で早めに取り出して水気を絞って皿に盛り付けておきます。

次に同じフライパンで長ネギとひき肉を炒めます。味付けは市販の鶏ガラスープの素を使い、最後に水溶き片栗粉でとろみをつけます。ごはんのおかずにもなるように、隠し味に少量のしょうゆとごま油で風味を加えました。

ほうれん草は普通にひとかたまりに盛り付けひき肉餡を上からかけてもよいのですが、丸く円を描くようにお皿に配置して中央に餡を流し込みます。こうすることで見た目が印象的になるほか、餡がだらりと流れてしまうのを防ぐことができます。

ほうれん草のひき肉あんかけの作り方(調理時間:20分)

材料(2人分) 

材料

  • ほうれん草……1束
  • 豚ひき肉……100g
  • 長ネギ……15cm分
  • にんにく……1かけ
  • 塩こしょう……少々

A)ひき肉餡

  • 水……150ml
  • 鶏ガラスープの素……大さじ1
  • 塩……小さじ2分の1
  • しょうゆ……小さじ1
  • ごま油……小さじ1

B)水溶き片栗粉

  • 片栗粉……大さじ1
  • 水……大さじ1

作り方

1. ほうれん草は5cmほどの長さに切り、長ネギとにんにくはみじん切りにします。

2. フライパンにほうれん草を入れ、水(分量外・大さじ2)と塩(分量外・小さじ2分の1)を振りかけて蓋をして中火で3分加熱します。

ほうれん草

3. ほうれん草を取り出し、軽く水気を絞って皿に円を描くように盛り付けます。

4. フライパンの水を捨てて、ひき肉・長ネギ・にんにくに軽く塩こしょうをして中火で炒めます。

5. 肉に火が通ったらAを加え、沸騰したらBを加えてよく混ぜながらとろみをつけます。

餡掛け

6. ほうれん草の皿に真ん中にひき肉餡を入れてできあがりです。

あんかけ

あんかけ

今回は豚のひき肉を使いましたが、鶏のひき肉に変えていただくとさっぱりと軽めに仕上がります。また、にんにくの代わりに生姜を使うのもおすすめです。ぜひ旬のほうれん草をたっぷりとお召し上がりください。

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著者

本多理恵子さんプロフィール画像

本多 理恵子

2007年に鎌倉の自宅を改築してカフェを開業。また、同年から見学型料理教室「お気軽料理サロン」もスタート。座って見て食べるだけの「作らない料理教室」は、手ぶらで参加できる気軽さと家族に喜ばれる簡単料理がうけ、遠方からも通う生徒数はのべ1万2000人を超える。現在はカフェ経営を卒業して料理教室の運営を主軸にしている。2018年出版の『料理が苦痛だ』は第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞を受賞し、全国の「料理を苦痛」に感じる人々の支持を得てベストセラーとなる。現在は出張料理教室や講演会など全国に出向く。近著には『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ』。フジテレビ・セブンルール(2019年11月)、バイキングMORE(2020年11月)、テレビ東京よじごじDays(2018年、2019年)などテレビ出演あり。野菜ソムリエ、オリーブオイルソムリエ、ホームパーティースタイリスト。

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