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もうホワイトソースはいらない。グラタンのソース代わりに使う意外な食材とは?「めっちゃクリーミー」

料理・グルメ

2025.11.12

寒くなってくるとクリーム系のお料理が恋しくなりますね。そこで今回はホワイトソースを使わない簡単グラタンのご紹介です。ホワイトソースの代わりに使うのは、あの食材です。

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連載:集まれ「料理嫌い」な人!本多理恵子のお料理コラム

とろみを利用

じゃがいものとろみを利用して少量の薄力粉とバターと牛乳でホワイトソースの代わりにします。

旬のブロッコリーはぜひ茎の部分もお使いください。皮がかたいので厚めにむきましょう。ブロッコリーは蕾の部分よりも茎の方が甘さを強く感じるので、ホワイトソースに甘さが加わり、美味しく仕上がります。

グラタンはトースターで焼く直前の状態で冷蔵庫に入れておけば、あとは食べる前に焼いてアツアツできたてをいただけます。あらかじめ準備しておけるのも助かるポイントですね。

ブロッコリーのポテトグラタンの作り方(調理時間:25分)

材料(2人分) 

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・じゃがいも……2個(300g)
・ブロッコリー……2分の1株(100g)
・薄力粉……大さじ1杯
・牛乳……120cc
・塩……小さじ2分の1杯
・バター(有塩)……10g
・ピザ用チーズ……30g

作り方

1. じゃがいもは皮をむき5mmの厚さに切り、ブロッコリーは食べやすい大きさに房を分け、茎の部分は皮をむき食べやすい大きさに切ります。

2. 耐熱容器にじゃがいもとブロッコリーを入れてラップをし、600Wの電子レンジで4分(500Wの場合は4分50秒)加熱します。

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3. フライパンにバターと加熱したじゃがいもとブロッコリーを入れて中火で炒めます。

4. 薄力粉を振りかけて全体になじむように混ぜたら、牛乳と塩を加えて軽くとろみがつくまで加熱します。

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5. 耐熱容器に移し入れて上にチーズを乗せてトースター250℃で8分焼き、チーズに焼き色がついたらできあがりです。

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具材が2つと調味料は塩だけのシンプルなグラタンですが、じゃがいもを使っているので腹持ちもよく、また野菜とチーズの甘さとコクでサッパリとしていますがきちんと満足感があります。野菜は食べたいけど寒い時に冷たいサラダは気が進まないときによく作る野菜たっぷり料理です。

お好みによってブラックペッパーやタバスコなど、スパイスを効かせるのもよいでしょう。トーストを添えて軽めのランチにもなるのでおすすめです。

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著者

本多理恵子さんプロフィール画像

本多 理恵子

2007年に鎌倉の自宅を改築してカフェを開業。また、同年から見学型料理教室「お気軽料理サロン」もスタート。座って見て食べるだけの「作らない料理教室」は、手ぶらで参加できる気軽さと家族に喜ばれる簡単料理がうけ、遠方からも通う生徒数はのべ1万2000人を超える。現在はカフェ経営を卒業して料理教室の運営を主軸にしている。2018年出版の『料理が苦痛だ』は第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞を受賞し、全国の「料理を苦痛」に感じる人々の支持を得てベストセラーとなる。現在は出張料理教室や講演会など全国に出向く。近著には『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ』。フジテレビ・セブンルール(2019年11月)、バイキングMORE(2020年11月)、テレビ東京よじごじDays(2018年、2019年)などテレビ出演あり。野菜ソムリエ、オリーブオイルソムリエ、ホームパーティースタイリスト。

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