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いつもの“焼き鮭”でマンネリ感を感じたら!バター香る味付けの鮭レシピ「秋の味覚!」「また作りたい」

料理・グルメ

2025.09.10

最近魚料理が少ないな、と思うことはありませんか? ついつい手軽で家族にウケがよい肉料理に偏りがちになってしまいませんか?  やはり骨や内臓の処理の手間を考えると、魚の調理は敬遠してしまいます。 また、暑い季節は生ゴミ回収のスケジュールを考えないと食べ残しの匂いも気になります。 そこで鮭の切り身を使った食べやすいおかずのご紹介です。 いつも焼き魚ではマンネリだな、という場合にどうぞお試しください。

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みんなが好きなバターしょうゆで

鮭は甘塩のものを使いました。中央にある骨はそぎ切りにして取り除いておくと食べやすいです。

きのこはしめじを使いましたが、他に舞茸やしいたけもおすすめです。数種類混ぜるときのこは旨味を増すので、いくつか混ぜてお使いになるのもよいですね。また、冷凍したものをそのまま加熱調理することも可能です。

味付けはどなたも好きな「バターしょうゆ味」です。バターは炒める時と仕上げの2度に分けて使っています。素材の甘さと香りをじゃましない優しい味付けです。

鮭としめじのバターしょうゆ炒め(調理時間15分)

材料(2~3人分) 

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・鮭(甘塩)……2切れ(骨を切り落とし3等分に切る)
・しめじ……2分の1株(石づきを切り落とし、小房にわける)
・玉ねぎ……2分の1個(スライス)
・小ねぎ……1、2本(小口切り)
・塩……小さじ2分の1
・小麦粉……大さじ1
・バター……大さじ2

A)

・しょうゆ……大さじ2
・みりん……大さじ1
・酒……大さじ2分の1
・水……大さじ2

作り方

1. 骨をとり除いた鮭に塩をまぶして10分ほど置いてからペーパーで水気をふきとり、軽く小麦粉をはたきます。

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2. フライパンに中火でバター(大さじ1)を熱し、鮭に軽く焼き色がつくまで加熱します。

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3. しめじ、玉ねぎ、Aを加えて沸騰したら、蓋をして少し火を弱めて3分煮込みます。

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4. 蓋をとって中火にもどして1分程煮詰めてからバター(大さじ1)を加えます。

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5. 全体が馴染んだら皿に盛って小ねぎをちらします。

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仕上げに小ねぎを散らせば見た目も華やかに。
ぜひ、秋の味覚をたっぷりとどうぞ。

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著者

本多理恵子さんプロフィール画像

本多 理恵子

2007年に鎌倉の自宅を改築してカフェを開業。また、同年から見学型料理教室「お気軽料理サロン」もスタート。座って見て食べるだけの「作らない料理教室」は、手ぶらで参加できる気軽さと家族に喜ばれる簡単料理がうけ、遠方からも通う生徒数はのべ1万2000人を超える。現在はカフェ経営を卒業して料理教室の運営を主軸にしている。2018年出版の『料理が苦痛だ』は第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞を受賞し、全国の「料理を苦痛」に感じる人々の支持を得てベストセラーとなる。現在は出張料理教室や講演会など全国に出向く。近著には『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ』。フジテレビ・セブンルール(2019年11月)、バイキングMORE(2020年11月)、テレビ東京よじごじDays(2018年、2019年)などテレビ出演あり。野菜ソムリエ、オリーブオイルソムリエ、ホームパーティースタイリスト。

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