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いつもの肉じゃがとはひと味違う。肉の代わりにツナ缶でつくる「ツナじゃが」レシピ#本多理恵子直伝

料理・グルメ

2022.08.24

「レパートリーが少なくて……」というお悩みをよく聞きますが、本当にそうでしょうか?  新しい料理に挑戦したり覚えたりしなくても、いつも作る料理のメイン食材を変えるだけでレパートリーは増えていきます。 そこで、今回は定番おかずの「肉じゃが」の肉をツナ缶に変更したレシピをご紹介します。

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連載:集まれ「料理嫌い」な人!本多理恵子のお料理コラム

肉の代わりにツナを

個人的には「ツナじゃが」の方がさっぱりしていて食べやすく、出汁を感じる味付けになっています。

使うツナ缶は細かく砕かれた「フレークタイプ」ではなく、塊がある「ブロックタイプ」がおすすめです。一般的なフレークタイプより若干お高いのですが、肉の代用として考えてください。
呼び方はメーカーによって色々ですが「ブロックタイプ」「ソリッド」「ファンシー」と表記されていますので、よく確認してください。

またノンオイルではなく、オイル漬けを使うことで炒め油が不要になります。
さらに暑い時期は冷やして食べてもおいしいのです。

「ツナじゃが」

<材料>2人分

材料

・じゃがいも……2個(皮を剥いて食べやすい大きさに切る)
 ・人参……1本(食べやすい大きさに切る)
 ・玉ネギ……2分の1個(食べやすい大きさに切る)
 ・ツナ缶(ブロックタイプ・オイル漬け)……1缶(総量140gを使用)
 ・さやいんげん……適量(お好みで)

*調味料  

・醤油、酒、みりん……各大さじ1と2分の1  
・砂糖……小さじ1

<作り方>

⒈ツナ缶のオイルを鍋に入れて、中火で油が回る程度に1分ほど軽く野菜を炒めます。

ツナ

⒉調味料とツナを加えて蓋をして、蒸気が出たら弱火でじゃがいもが柔らかくなるまで8分煮込みます。

調味料

⒊蓋をあけて水分を飛ばして完成です。

⒋お好みで茹でた(レンジ加熱でもOK)さやえんどうを添えてください。

完成

缶詰は買い置きができるので、ぜひ献立のマンネリを感じたら作ってみてはいかがでしょうか。

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著者

本多理恵子さんプロフィール画像

本多 理恵子

2007年に鎌倉の自宅を改築してカフェを開業。また、同年から見学型料理教室「お気軽料理サロン」もスタート。座って見て食べるだけの「作らない料理教室」は、手ぶらで参加できる気軽さと家族に喜ばれる簡単料理がうけ、遠方からも通う生徒数はのべ1万2000人を超える。現在はカフェ経営を卒業して料理教室の運営を主軸にしている。2018年出版の『料理が苦痛だ』は第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞を受賞し、全国の「料理を苦痛」に感じる人々の支持を得てベストセラーとなる。現在は出張料理教室や講演会など全国に出向く。近著には『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ』。フジテレビ・セブンルール(2019年11月)、バイキングMORE(2020年11月)、テレビ東京よじごじDays(2018年、2019年)などテレビ出演あり。野菜ソムリエ、オリーブオイルソムリエ、ホームパーティースタイリスト。

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