幸福度が高い人の“お金の使い方”




※4コマイラスト:村澤綾香
使っていい枠を先に決める
駅前のパン屋の前で足が止まる。焼きたてのクロワッサン1個380円、トレーを持ったまま三十秒。結局なにも買わずに店を出て、帰り道でちょっとだけ後悔する。財布のなかには、買えるだけの小銭がちゃんとあったのに。
使わなかったぶんは、たしかに手元に残る。でも「今日はやめておこう」を重ねるうちに、いつの間にか「お金を使うこと=よくないこと」になっていませんか?
新しい手帳も、気になっていた喫茶店も、いつも「次の機会」の棚に置かれたまま。
使うのをやめるより、使っていい枠を先に決めておくほうが、気持ちはずっと軽くなります。たとえば月に3千円は「ご褒美枠」。封筒に入れて、ふたを閉じる。その中なら、迷わずトレーに乗せていい。空っぽになったらその月はおしまいで、それも自分で決めたことだから、後ろめたさは残らない。
枠がある月は買ったあとの味まで違ってきます。次の給料日の前に、封筒を一枚だけ用意してみませんか。
