いつも明るい人が努力していること




※4コマイラスト:村澤綾香
楽しみは、自分の手でつくれる
家庭や仕事場で、誰かがピリピリしている。そんな空気を感じ取ると、何か悪いことをしたわけでもないのに自分まで声をひそめたり、顔色をうかがったりしてしまうことはありませんか。
空気が重苦しいと、自分だけ楽しむことに後ろめたさを感じることもありますよね。
「みんなの機嫌が良くならないと、私も心から楽しめない」
いつの間にか、そう思い込んでいるのかもしれません。
でも、その人の不機嫌がいつ解けるかは、自分には決められません。相手の気持ちが整うのを待ち続けていたら、自分の楽しい時間まで一緒に差し出すことになってしまいます。
他人の機嫌と自分の機嫌は、別のもの。
楽しみは、周囲の状況が整ったときにようやく許されるものではありません。自分のために、小さくつくっていいものなのです。
好きな音楽を流しながら、お茶をいれる。
ベランダの植物に水をやる。
気になっていた本を、数ページだけ読む。
帰り道に、好きなパン屋へ寄る。
ほんの数分でも、「これは私のための時間」と思えるものがあれば、重たい空気の中にも小さな逃げ道ができます。
それは、家族を無視することでも、不機嫌な相手を置き去りにすることでもありません。周りの感情に自分までのみ込まれないために、心の居場所をつくることです。
誰かの機嫌を直すことはできなくても、自分の一日に小さな楽しみを差し込むことはできます。
家の空気が重く感じられた日こそ、自分のためにひとつ、楽しみを選んでみませんか?
