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牛乳消費に!ホワイトソース不要の「簡単クラムチャウダー」のつくり方#「料理が苦痛だ」の著者 本多理恵子直伝

料理・グルメ

2022.01.12

寒い時期には温かいホワイトシチューが恋しくなりませんか? 奇しくも世の中では「牛乳」の応援消費が叫ばれていますので、まさにタイムリーなレシピをご紹介します。

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連載:集まれ「料理嫌い」な人!本多理恵子のお料理コラム

市販のソースやルーがなくてもOK

クラムチャウダー出典:stock.adobe.com

ホワイトソース不要の「クラムチャウダー」は、市販のソースや固形ルーを使わなくても、牛乳で煮込んだじゃがいもと小麦粉の自然なとろみで優しい仕上がりになります。

あさりの砂抜きが面倒な場合は、あさりの水煮缶を1缶(130g・汁ごと)使ってみましょう。この場合、材料の「水」は必要ありません。
最後に入れるほうれん草も、下茹で無しで生のものをそのまま切って使います。

クラムチャウダーが余ったら、茹でたショートパスタと粉チーズを足してパスタに早変わり。
さらに、ピザ用チーズをのせてトースターで焼けばグラタンになります。

毎日イチから作る料理はしんどいものです。
少し多めに作って食べ繋ぐことで、明日のご飯作りが少しは気楽になるのではないでしょうか。

ホワイトソース不要の「簡単クラムチャウダー」作り方

クラムチャウダー

<材料>2~3人分

  • 玉ネギ……小さめ1個(2cm角に切る)
  • じゃがいも……小さめ1個(2cm角に切る)
  • ベーコン……150g(ブロックを食べやすい大きさに切る)
  • あさり……200g(砂抜きをしたもの)
  • ほうれん草……2分の1束(3cmに切る)
  • バター……大さじ1
  • 小麦粉……大さじ1
  • 牛乳……250ml
  • 水……100ml
  • コンソメ顆粒……小さじ2
  • 塩・コショウ……適量

<作り方>
1. 鍋にバター、玉ネギ、じゃがいも、ベーコンを入れて中火で加熱し、軽く炒める。
クラムチャウダー

2. さらに小麦粉を入れ、焦げないようにさっと炒めてから牛乳、水、コンソメを加える。
市販のソースや固形ルー不要!「牛乳」でつくる“簡単クラムチャウダー”のつくり方

3. 蓋をして沸騰直前まで加熱したら弱火にして8分煮る。煮込みの途中で数回混ぜる。
4. 蓋をとってあさりを加え、口が開くまでときどき混ぜながら煮る。
クラムチャウダー

5. 最後にほうれん草を加えてしんなりしたら、塩・コショウで味を調える。

ホワイトソースをはじめから作るとなると、難易度がアップしますが、この作り方なら、順番に入れて煮るだけなので簡単に作れます。具たくさんで、あさりと野菜の旨みたっぷりのクラムチャウダー。今日の夕ご飯にいかがですか?

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著者

本多理恵子さんプロフィール画像

本多 理恵子

2007年に鎌倉の自宅を改築してカフェを開業。また、同年から見学型料理教室「お気軽料理サロン」もスタート。座って見て食べるだけの「作らない料理教室」は、手ぶらで参加できる気軽さと家族に喜ばれる簡単料理がうけ、遠方からも通う生徒数はのべ1万2000人を超える。現在はカフェ経営を卒業して料理教室の運営を主軸にしている。2018年出版の『料理が苦痛だ』は第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞を受賞し、全国の「料理を苦痛」に感じる人々の支持を得てベストセラーとなる。現在は出張料理教室や講演会など全国に出向く。近著には『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ』。フジテレビ・セブンルール(2019年11月)、バイキングMORE(2020年11月)、テレビ東京よじごじDays(2018年、2019年)などテレビ出演あり。野菜ソムリエ、オリーブオイルソムリエ、ホームパーティースタイリスト。

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