すりガラスの汚れには、「泡を密着させるケア」が効果的

お風呂ドアのすりガラスにこびりつく黒ずみやカビ汚れには、「泡をしっかり密着させる」湿布掃除が効果的です。泡タイプの塩素系カビ取り剤をハケで細かい凸凹部分まで馴染ませた後、ラップなどで覆ってしばらく置くだけ。泡がカビ汚れに密着することで、こすらずに汚れを浮かせられます。

凸凹ガラスをすっきり！「お風呂ドア」の掃除法

掃除に使うもの

• 塩素系カビ取り剤（例：カビハイターなど）
• シリコン製または合成毛のハケ（細部まで塗れるもの）
• ラップまたはティッシュ
• ゴム手袋
• 乾いた布

手順⒈ カビ取り剤をスプレーする

カビが気になる箇所に、塩素系カビ取り剤を吹きかけます。

手順⒉ ハケで泡をなじませる

ハケを使って泡を全体に広げます。細かい凹凸にも泡が行き渡るようにするのがポイントです。

手順⒊ ラップで覆って湿布法にする

泡が乾かないように、食品用ラップフィルムまたはティッシュで覆って密着させます。10〜30分ほど置くことで、泡が汚れを浮かせやすくなります。

手順⒋ しっかり洗い流す

ラップを外したら、シャワーで洗剤が残らないように丁寧にすすぎます。

手順⒌ 水気を拭き取って乾燥させる

最後に乾いた布で水分を拭き取ります。

水気を残さないことで、カビの再発を防止できます。

注意事項

• 塩素系のカビ取り剤を使用する際は、必ず換気を十分に行い、マスクやゴム手袋を着用してください。
• 酸性タイプの洗剤（クエン酸など）と混ぜないこと。有毒ガスが発生するおそれがあります。
• 金属・木製・塗装面などに付着すると変色の原因になるため、垂れた場合はすぐに洗い流してください。
• 同じメーカーの商品でも液性や使用方法が異なるため、使用前に必ず商品の表示や説明書をご確認ください。

すりガラスの汚れをリセットし、気持ちいいバスルームに

見落としがちな浴室ドアのすりガラスは、「ハケ＋湿布法」でしっかりケアすれば、くすみや黒ずみが取れて驚くほど明るい印象に。一度リセットしておくと、毎日の入浴がより快適になります。定期的にお手入れを続けて、清潔で気持ちのいいバスルームを保ちましょう。