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39歳女性のお悩み「休日は昼まで寝て、子どもと遊ばずお酒を飲む夫にイライラしてしまう……」

カルチャー

 39歳女性のお悩み「休日は昼まで寝て、子どもと遊ばずお酒を飲む夫にイライラしてしまう……」

2022.11.20

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「休日、何もしない夫…強く言えない自分にもイライラ…」というお悩みです。

相談:休日、何もしない夫…強く言えない自分にもイライラ…

イラスト

(東京都 39歳 メンチカツ)

私は、小1、年中、3歳(保育園児)の子を育てるパート主婦です。

夫は朝早くから夜遅くまで仕事漬けで、休日も平日の疲れからか昼まで寝ていて、家事・育児を一切やってくれません。

遊びたい盛りの子供たち…
せめて休日の1~2時間だけでも外遊びへ連れて行って欲しいのですが、やっと起きてきても昼間からお酒を飲む始末……。

朝から晩まで働いてくれる夫のおかげで生活が成り立っているので、あまり強く言えず、我慢している自分がいます…。
しかしそのストレスで私が子どもたちに強くあたってしまい、悪循環。

少しでもいいので夫が家族の時間を作ってくれるようになるにはどうしたらいいでしょうか。
 

「家族のために働いている」はずが、いつの間にか手段が目的に変わってしまっているのかも

回答

夫が家族と過ごす時間をとってくれないというお悩みですね。朝早くから夜遅くまで働いていて、確かにそれは家族のためであるはずです。ただ、もちろん子どもだって父親と遊びたい、そんな子どものたちの気持ちを代弁するような愛のこもったご相談ですね。

私が、お悩み文を読んでいて一つだけ思ったのは、きっと夫の方も、元々はそのつもりだっただろうということでした。つまり、子どもと遊ぶため、一緒に家族で楽しく暮らすために、元々は仕事をしていたはずなんです。ただ、今となっては日々の仕事に忙殺され、いつの間にかその初心を忘れつつあるのかもしれません。

私の肌感覚ですが、男性って「自分は仕事で評価されなくてはいけない」みたいな気持ちがすごく強い人が多い気がするんです。会社では、頑張れば頑張るほど、もっと頑張ることを求められます。利益を上げることが、自分の存在価値につながるような指導を上司からされることも多いと思います。

そうしていくうちに、「暮らし」というものを少し見失いつつあるのではないでしょうか。仕事ばかりしていると、常に成長しなきゃいけないんだ、常に拡大しなきゃいけないんだ、という考え方に縛られてしまったりするんですよね。だから生産性なんて何も必要とされてない、そして自分のためだけの、「暮らし」というものを見失っている人たちが現代にはたくさんいるような気がします。

子どもと遊ぶ、家事をする、そういった「暮らす」行為は、本当は人間にとって本当に大切でなくてはならないものですよね。その家族との時間のために、そしてそんな自分自身の幸せのために、最初は仕事をしていたはずが、いつの間にやら手段が目的になってしまったのではないかと私は感じました。

だから、ここでの一番のポイントは、夫が自らの意思で家族の時間を持たないのではないというところです。単に、「見失ってしまった」、「手段が目的に変わったことに気付かないでいる」と捉えるのが、一番夫に寄り添って理解してあげられる見方な気がします。

その上で、やはり夫とまずは話し合ってはいかがでしょうか。先ほどの大前提を踏まえれば、一方的に怒りをぶつけたり、イライラしたりすることなく、冷静に話し合えるはずです。家族のために仕事をしてくれるのはありがたいけど、家族が求めているのは「みんなで過ごす時間」なんだよ、という部分を丁寧に説明するのがいいかもしれません。そして、夫自身もそれを求めているんじゃないのかな、と夫に気づいてもらいましょう。

最後になりましたが、今回は、夫の立場や気持ちを理解することで問題が解決するのではないか、という視点からご相談にのらせていただきました。こんなふうに、人間関係のお悩みっていうのは、基本的に自分の言い分をどんどん膨らめて行きがちですが、どうか一旦は相手の気持ちや思いを理解しようとしてみる、というのが解決の糸口をくれますよ。ご相談ありがとうございました!ご健闘を祈っています。

 


著者

おのすん プロフィール画像

おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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