相談:会社の年下の上司が私に厳しすぎる……。
39歳女性です。今の会社に入ってもうすぐ1年が経とうとしています。
仕事の内容はそこまでつらくなく、自分のスキルアップにもつながり日々充実しているのですが、人間関係がつらいです。
私の直属の上司は5歳年下の34歳の女性。
他の人とのやりとりを見てると、やさしい口調で上下関わらず笑顔でいることが多い人なのですが、私と仕事の話をするときだけ「これやっといてくださいね」「まだ終わっていないの?」などなんだか冷たい口調になるのです。
先日は、お互い出社しているにも関わらずメールで長文の業務依頼をされました。直接会話するのすらイヤなのかなと、悲しくなってしまいます…。
これは、私の勘違いなのか、または私の態度が何かわるかったのか。
この先楽しく仕事をするために、どうしたらいいでしょうか。
(群馬県 39歳 まみ 正社員)
「上司の上司」に相談しよう!ただ、ひとつ気になることが、、、
年下の上司との関係がうまく行かないのですね。一人だけ違う扱いを受ける理由に心当たりもないとのことですし、なかなか厄介な問題です。
私ならば、迷わず「上司の上司」に相談します。上には上をあたるんです。それが一番角が立たない方法だと思うんですよね。周囲の人に相談するのは、おそらく今より問題をややこしくしてしまう可能性が高いと感じられました。
ただ、一つ気になったことがあります。それは、「年下の上司」という部分です。上司が年下でも今時さほど珍しくはないと思うのですが、なぜわざわざ「年下の」をつけたのかなあと不思議に思ってしまったんですよ。真の問題は、もしかするとそこにあるのかもしれません。
つまり、上司が年下であることを過度に意識してはいないでしょうか?女性差別ならぬ、「年下差別」っぽいと感じる人もなかにはいるかもしれないですね。もしくは「年下なのにすごい!」とか年齢を意識する様な発言を過去にしてしまってはいないでしょうか。または少なからず態度に出てしまうことはないか、ぜひ振り返ってみて欲しいんです。
年功序列的な考え方の強い日本では、上司が年上で当然と考える人もまだまだ多いですよね。だからこそ、ちょっと意地悪っぽい扱いをしてくる上司の方だって、どうしたって年齢を意識しがちだと思うんです。意識するからこそ、年齢に対する発言や態度には過敏に反応してしまうところもあるかもしれませんよ。
ですから、これからは少しだけ年齢に対する考え方を変えてみましょう。年齢ではなく、立場の違いに重きを置くのがいいかもしれませんね。女性という性差別、年齢による差別、この世はなかなか気を使うことが多いです。けれど、今よりきっとみんなが生きやすくなるために必要なプロセスなんだと思います。ぜひ一緒に心がけていきましょう。
少しでも、心が軽くなった、と言っていただけるのが私の日々の励みです。相談者さんの健闘を祈っております。悩み事は一旦ここで聞いてみようかなあと思ってもらえるような、そんな場所になれたら嬉しいです。