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「もしかして空気読めてない…?」ママ友グループLINEで“嫌われずにうまくやっていくコツ”

家族・人間関係

2025.03.04

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「『もしかして空気を読めていない?』ママ友グループLINEで嫌われずにうまくやっていくコツって?」というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:「もしかして空気を読めていない?」ママ友グループLINEで嫌われずにうまくやっていくコツって?

ママ友グループLINEを見ている女性のイラスト

(栃木県 41歳 マイ)

最近ママ友グループLINEで、周囲から微妙に距離を置かれているような気がします。
これまでグループLINEでは、雑談や子どもの情報交換、ちょっとした愚痴など、特に意識せずに発言していましたが、最近になって私がコメントしても反応がなかったり、話題がスルーされたりすることが増えました。

思い返してみると、私だけ話がズレていたり、みんなが共感し合っている場面で正直に違う意見を出したこともありました。
また、つい長文で返事をしてしまったり、場に合わない発言をしてしまったことも記憶にあり、もしかしたらそのせいで雰囲気を壊してしまったのかもしれません……。

私が空気を読めていないせいで、グループの輪を乱していると思うと不安です。
どうすれば嫌われずに上手にコミュニケーションが取れるようになるでしょうか?

ママ友は「友達」ではありません

回答

なるほど、ママ友グループLINEで、他のママ友から距離を置かれているかもしれないというお悩みですね。ご自身がそう感じるのであれば、きっと距離を置かれているんだと思います。その理由も、自覚があるようですね。

一つお伝えしたいことがあります。これを知らない人が多いのですが、ママ友は「友達」ではありません。「どういうこと?」と思われるかもしれませんが、文字通りママ友は友達ではないんです。

ママ友はあくまで子どもありきの関係ですよね。ママ友は、あくまで子どもに付随する関係なんです。だから、ママ友は普通の友達とは違います。子どもの人間関係に迷惑をかけないようにママ友と付き合う必要があります。

ママ友イメージ出典:stock.adobe.com

それは、まるで職場の人間関係に似ています。仕事ありきの関係なので、同僚は友達ではないですよね。ある程度、距離を保ちながら、今後の関係性にひびを入れないよう、空気を読んで関わりますよね。

ここで、ちょっとだけ私の話になります。私が以前働いていた職場でのことなんですが、最初「仲良くなりたいな」と思って親密に関わり始めた同僚がいました。同僚の枠を超えて、友達になれたらと思いお茶に誘ったのですが、何度か一緒にお茶に行くうち、性格が合わないことが分かってしまいました。その結果、距離を取ることにしたんですが、すごく難しかったです。

仕事上、常に顔を合わせなければいけない人と仲良くなるのは、リスクのあることなんだなということも学びました。距離を置こうにも、相手はこれまで通り慣れた感じで話しかけてくるので、元の関係性に戻るのが大変でした。

このように、ママ友は職場の人間関係に例えられます。ある程度、距離を保って付き合うことが大事だということです。普通の友達のように、好きな時にLINEして、好きな意見を言って、みたいな関係ではないんです。だから、友達では無いんです。後腐れのある関係とでもいうのでしょうか。

仲良くなりすぎても後が厄介になる可能性があるし、仲良くしなすぎてもそれはそれで「あの人どういうつもり?」と思われる可能性もあります。だから、ママ友とは適度な距離感が大事なんですよ。

そこの部分を知らなかったから、ママ友のグループLINEで、普通の友達のように発言してしまったのだと思います。ママ友のグループLINEは、しっかりと空気を読む場です。これからは、それを意識してみましょう。

スマホを操作する女性出典:stock.adobe.com

空気を読んだ発言ができるようになれば、自ずとママ友との関係も修復されていくと思います。ご自身で、空気を読めない発言をしたことも自覚があるようですし、改善するのはさほど難しくないと思いますよ。

必要なのは、ママ友は友達ではないとわきまえることです。今回は、ご相談ありがとうございました。ご健闘を祈っていますね。

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著者

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おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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