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39歳「毎年夫の実家へ帰省するのがツライ。どうすれば……。」#ガンバラナイ人生相談

カルチャー

2021.12.26

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「毎年夫の実家へ帰省するのがツライ」というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:毎年夫の実家へ帰省するのがツライ

イラスト

(東京都 39歳 ぴん子)

夫と娘(5歳)の3人家族です。

毎年年末になると、夫の実家である新潟へ帰省するのがとにかくつらいです。

普段家では、夫は家事などもやってくれるのですが、実家に帰るとなぜか何もやらなくなり、義母のお手伝いをするのは全部わたし。夫はテレビを見ながら寝てばっかり。

義母も「嫁が家のことをやるもの」と当たり前のように考えているので、お手伝いをしないわけにもいかず。話し相手もずっとわたし。

せっかくの休日なのに心も体も休めずツライです…。

「郷に入っては郷に従え」なら、それ逆手にとってみない?

回答

義両親はぴん子さんの夫にとって大切な人ですし、本当はうまくやりたいものですよね。けれど現実的にはどうしても価値観が合わないこともあると思います。

やはり年齢が違えばその年代の人に共通する考え方もあるだろうし、会社が違えばその会社のやり方があります。そのテリトリーでどうしてもうまくやりたいのであれば、やはりそこのルールに従わざるをえないのかもしれませんね。

ここで少し私の話になるのですが、自分はアメリカに留学していたので英語も喋れるんです。それこそ私は「郷に入っては郷に従え」で、アメリカ人と話すときはアメリカ人になりきって話すようにしているんですよ。身ぶりも大きくなるので、英語を話すと雰囲気変わるねとよく言われるんですよ。

ただ私も、最初からそうだった訳ではないんです。留学したばかりの頃はやはりアメリカ人ぽく振る舞うのは気恥ずかしくてなかなかできませんでした。でも、実際に大袈裟なくらいに体の動きや表情をマネしてやってみると、実はそのほうが相手とうまくコミュニケーションがとれることに気付いたんです。なんか意外とハマってしまいました。今ではまるでハリウッド女優になった気持ちでなりきって英語を話しています。すごく楽しいんですよ。

だから、もしできそうなら私のように「郷に入っては郷に従え」を面白がり、あえて乗っかってみるのもありだと思うんです。もしかしたら、義母がものすごく料理上手で美味しいレシピが学べたりするかもしれません。あるいは、より効率の良い家事のやり方を学べたりなんかするかもしれませんよ。

次回からは無理のない範囲で義実家に行ってみて、できそうならその場の波にノッてみる、そんなやり方をおすすめさせてください。義母を誤解していた、と思えるまではいかないかもしれません。けれど、他人のことは深く知らなければわからないものだと、私自身も日々人と関わる中でよく思うんです。

ご相談いただき、ありがとうございました。皆さんから頂いたどのご相談も大事に大事に拝見しています。お役に立てたら本当に嬉しいです。コメントも楽しく拝見してます。来年も皆さんにとって、素敵な一年になりますよう祈っています。

 

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おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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