「私らしい」が見つかる。40歳からのライフスタイルメディア
連載記事

無意識に人の欠点を探して「私の方が勝っている」と感じる自分を変えたい…。<お悩み相談>

カルチャー

 無意識に人の欠点を探して「私の方が勝っている」と感じる自分を変えたい…。<お悩み相談>

2022.10.23

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「気づくと人の欠点をあら探ししてしまう…」というお悩みです。

相談:気づくと人の欠点をあら探ししてしまう…

イラスト

(和歌山県 44歳 こねこ)

私は幼いころから相手の“自分よりも劣っている”ところを探し出し、「私の方が勝っている」と優越感を持つことで安心する、ということをしてしまいます。

例えば、ママ友のおうちへ遊びに行かせてもらうとおうちの広さや日当たりなどを見て、うちの方がいいと感じるとニヤニヤしてしまうのです。

決して本人や他人に言ったりして、あざ笑うわけではありませんが…。

しかしこの小さく醜い心を心底変えたいと思うのですが、やめられないのです。
何かいい方法があれば教えて頂きたいです。
 

粗探しする人は自分嫌い。あなたが優越感を「必要」とするワケ

回答
人と比べてしまう癖って、すごくしんどいものですよね。人と比較して幸せになれるわけではないし、絶対やめた方がいいっていうのはみんなわかってるんですけど、これがなかなかやめられないんですよね。

私も人と比べがちなタイプなのでわかるんですけど、こういう人って、基本自分のことが全然好きじゃないんですよね。自分が嫌いだけど、嫌いなままだとたぶん自分が保てないから、人よりマシだと思いたいんです。だから、優越感を感じることで少しでも安心を得ようとしているんじゃないでしょうか。

だって、そもそも、自分のことが好きな人は、「優越感」自体を必要としてないですよ。そしたら、逆になんで自分には優越感がないとダメなのかを考えたらいいんじゃないかってそう考えてみたんです。すると、優越感が欲しいわけじゃなくて、優越感がないと自分は不安な状態なんだっていうのがわかったんですよ。

ただ、優越感を感じた副作用として、「自分の心が小さく醜い」みたいにおっしゃってましたけど、これまた自分を責める方向にいっちゃってますよね。これは大きすぎる副作用です。これで完全に自分を嫌いになる永遠のループができあがっちゃってませんか。

他人と比較することで優越感を感じるっていう癖を治したいのであれば、そういう行動を引き起こしてる根本的な原因と向き合うしかない気がします。比較癖は「自分が嫌い」っていうベースの状態が引き起こしている、あくまで現象なんですよね。この自分嫌いループを抜け出すためにも、自分を好きになる努力が必要になるんじゃないでしょうか。

自分を好きになることで、人と比較する必要のない人間になれたらいいですよね。自分を好きになりたいなと思って、すぐになれるもんでもないとは思います。けれど、自分を好きになることが色んな問題の解決につながると思うので、じっくり取り組んでいくのが大事なんではないでしょうか。ご健闘を祈っています。ご相談ありがとうございました。


著者

おのすん プロフィール画像

おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

連載記事

ガンバラナイクリエイターおのすんのガンバラナイための人生相談

この連載の記事一覧へ