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毎週末飲みに行く夫。たった2時間飲みに行くことも許されない妻の私。おかしいですよね?#人生相談

カルチャー

2023.05.16

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「ママは飲み会に行っちゃダメっておかしくないですか?」というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:ママは飲み会に行っちゃダメっておかしくないですか?

イラスト

(東京都 40歳 久美子)

3歳と1歳の子どもを持つ40歳です。

夫は週末になると同僚と飲みに行きます。
終電に間に合い深夜帰宅することもありますが、朝帰りのことも多いです。

家計を支えるため一生懸命働いてくれているので飲み会について嫌な顔や文句は言わず、毎度快く笑顔で送り出してきました。

私はこの4月に育休を終え、復職したのですが、夫の強い希望もあり、フルタイム勤務から時短勤務で働いています。
先日、同僚より夜の飲み会のお誘いがありました。
時間は17〜19時と早めで短いし、大丈夫だろうと思ったら、夫がまさかの大反対。
夜の子どもたちのお世話を一人でする自信がないとのこと…。

私は今まで文句も言わず送り出して、私がどんなに体調が悪くても、ワンオペで子ども二人をお世話してきたのに、
たった2時間夜に飲みに行くことも許されないのか、と悲しい気持ちになりました。

夫は仕事が終われば自由に飲みに行けるのに妻は仕事が終われば飲みに行かずに家事、育児へ直行。
これが当たり前なんでしょうか。

家庭内の“アタリマエ“は夫婦2人で作るもの。話し合ってルールを作ろう

回答

たった2時間の飲み会も反対されてしまうのは、なんだか納得できませんよね。しかも、今までは夫の飲み会にはOKを出してきたからこそ、腑に落ちない気持ちがよくわかります。

私としては、まだ2人の中でのルールができきってないのかな、と思いました。最近育休明けで仕事を始められたということですから、この新しい状況に対して、いろいろなことが固まり切ってないんではないでしょうか。あれはどうする、これはどうする、そういう今の自分たちのニューノーマルをきっと模索する時期なんです。

そんな時は、やっぱり話し合いです。もしこんなときがあったらどうするかを、ひとつひとつ2人で決めていきましょう。妻が飲み会に行っちゃだめ、というのはもちろん一方の意見ですから、それを鵜呑みにする筋合いはありません。家庭内の“アタリマエ”は2人で作っていきましょう。

私自身の話になりますが、毎朝起きると、「おはよう!いつもありがとう」と夫と挨拶し合います。それは、2人の中のルールなんです。これはもう毎朝のルーティンになっています。

今回の場合、「夫は飲み会にいっていいのに、私はダメなんてずるくない?」ってはっきり言っていいんですよ。女性だからダメ!なんて、そんなことは一切ありません。それに、相手の気持ちや意見を聞き合うのがコミュニケーションではないでしょうか。

日々忙しくて、夫婦間のコミュニケーションをとる時間がないのもよくわかります。でも、美味しいお茶を飲みながらお家で、または2人とお子さんでカフェに行ってみたり、そういう時間を作る工夫をしてみてください。カフェで、コーヒーのいい香りの中で話し合いができたら、きっと建設的な話し合いになること請け合いです。

「こんなこと言われて悲しかった」、「こんなこと言われて悔しかった」、そういうネガティブな気持ちも共有するのが夫婦なのかな、なんて思っています。ポジティブな話し合いだけでなく、2人が普段思っていることを共有する時間をこれからはぜひとってみてくださいね。ご健闘を祈っています。もしかしたら、夫も何か話したいことがあるかもしれませんよ。

ご相談ありがとうございました。2人の間のモヤモヤが解決しますように。「なんか最近話したいことある?」という質問を定期的に投げかけてみてくださいね。話し合い、大事です。
 

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おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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