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【怒りっぽい娘】最近、様子がおかしい…ただの反抗期?もしかして障がいがある?

カルチャー

 ガンバラナイ人生相談

2023.11.28

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「最近怒りっぽい娘、様子がおかしい…ただの反抗期?もしかして障がいがある?」というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:最近怒りっぽい娘。様子がおかしい…ただの反抗期?もしかして障がいがある?

イラスト

(福岡県 50歳 檸檬)

小5の娘が怒りっぽくて苦労しています。

まず、お願い事項を聞き入れません。
マンガを部屋に戻してほしいと伝えると、「いやだ!忙しいからムリ!」と言って自分の部屋へ閉じこもります。

宿題を先にやった方がいいんじゃない?と伝えると、「あー!!難しいからやりたくない!ママやって!」と奇声を上げて拒否。

上履きを忘れた日は学校から帰ってくるなり、「ママのせいで恥かいたじゃん!なんで持ってきてくれなかったわけ?」とずっと不機嫌になります。

私の方もなるべく片付けなどお願いするときは「やって!」など命令口調ではなく、「やってほしい」や「お願いね」など優しい口調を心掛けているのですが、何か言うと必ず怒りだしたり、奇声をあげ出してしまいます。

学校の先生に相談すると学校では問題なくむしろいい子の分類らしく、きっと一時的なものでしょうと片付けられます。

でもどう考えてもおかしいですよね?
ただの反抗期ならいいのですが、障がいがあるのかも…と疑ったりしています。

気になるなら精神科へ行ってみては?もっと気軽に精神科を利用してみよう

回答

反抗期にしては、怒りっぽすぎて心配だというお悩みですね。学校ではいい子なのに、家では反抗的だとのことです。もしかすると、相手によって態度を使い分けているのかもしれませんね。

私は、医師ではないので障がいがあるかないかは、ハッキリ申し上げて分かりません。けれど、心配なのであれば、病院に行ってみてもいいのではないでしょうか。そのほうが、きっとすっきりすると思います。

行くとしたら、精神科または心療内科になると思うのですが、一般的にハードルが高いと感じられる方が多いと思います。でも、そんなことないんですよ。どんな人でも、どんな困り事でも行っていい場所なんです。

私自身も、精神科のお世話になったことがあります。大学の頃ですね。鬱っぽくなって、精神科に通っていた時期があります。最初は抵抗がありました。精神科なんて行くほど自分は体調が悪くない!とか、精神科に妙な偏見があったんですね。

でも、自分自身、精神科に通うようになってその偏見は崩れ去りました。みんな、困ったら行っていいし、むしろ行ったほうがいい場所だと今では考えています。

それに、以前から思っていたのですが、体の不調は内科のかかりつけ医がいるのに、心の不調は、かかりつけ医がいないって不思議じゃないですか? 体の不調と、心の不調は、全く別物です。いざ心が不調になった時に、どこに行ったらいいかわからないといざというとき困りませんか?

だから、普段から心のかかりつけ医は、どの人も、もう国民全員持っていていいものだと思うんです。困った時のために普段から心のかかりつけ医をむしろ持ちましょう。

私の友人でも、仕事関係でストレスが溜まり、精神科のお世話になった友人が何人もいます。それだけ、精神科はみんなが利用している場所なんです。

娘さんが精神科に行き渋ったとしても(その可能性が高いかも知れません)、母親だけで相談に行くのもアリだと私は思います。娘がこんな症状で困っています〜というような内容を伝えて、精神科の先生からアドバイスを受けてみるのもいいでしょう。

とにかく、精神科をもっと気軽な場所と捉えることです。あまり精神科や心療内科に行くのを大ごとととらえず、気楽な気持ちで相談に行ってみてはいかがでしょうか。精神科に行くと、意外にも人がたくさんいて混んでいたりして、心の不調を抱える人は、こんなにもたくさんいたのだと、それだけで気持ちが楽になるかもしれませんよ。

先生との相性もあると思うので、一回行ったところにずっと通うというより、心地よさや話しやすさを重視して先生を選べるとなおいいと思います。いろんな精神科に行って、合う先生を探すイメージですね。

最後になりますが、障害があるかないか、については直接答えられなくて申し訳ありませんでした。でもご自分の心が軽くなる道を選んでみてください。そのために、精神科に行くのも、一つの手ですよとお伝えしました。今回は、ご相談ありがとうございました。ご健闘を祈っています。

 

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著者

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おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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