連載記事

【話を聞いてくれない夫】いつでもどこでもスマホを手離さず、話をロクに聞かない態度が悲しい…

家族・人間関係

2024.08.20

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「【話を聞いてくれない夫】いつでもどこでもスマホを手離さず、話をロクに聞かない態度が悲しい……」というお悩みです。

広告

連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:【話を聞いてくれない夫】いつでもどこでもスマホを手離さず、話をロクに聞かない態度が悲しい……

イラスト

(新潟県 42歳 めろん)

夫は私の話をいつも適当な相槌で交わし、まともに聞いてくれません。

話の途中で「ちゃんと話聞いてる?」と確認すると、「聞いてるだろ!」と逆ギレします。
スマホから目を離さないので「一度スマホを置いて話を聞いてよ」と言っても「今大事なメールを確認してるから」とか言って離しません。
職場について相談した際も、途中で話を遮り「そうゆうとこがダメなんだよ!」と怒って、その場を去ってしまいました。

昔のように悩んでいるときはじっくり話を聞いてくれたり、くだらないことで笑い合うことはもうできないのかと悲しくなります。

旦那さん的には、ちゃんと話を聞いているつもりなのかも

回答

旦那さんが、ご自身の話をちゃんと聞いてくれないというお悩みですね。スマホばかりいじって、人の話を聞く体勢ではないというところが一番問題のように感じます。一体どうしたらいいか、一緒に考えていきましょう。

まず、私が話を聞いていて思ったのは、旦那さん側は、もしかすると話をちゃんと聞いている認識なのではないかということです。

スマホを片手に話を聞くのは、一般的には話を聞いていない姿勢です。でも、旦那さんにとっては、それがちゃんと聞いている姿勢だと思っているのかもしれません。

だから、まずは、旦那さんに「その姿勢は話を聞く姿勢じゃないよ」と伝えることから始めないといけません。

「大事な話があるんだけど」と切り出し、それでもスマホを手放さないようなら、「スマホで大事な連絡し終わったら教えて」などと言ってみるのはどうでしょうか。

そうやって、ちゃんとスマホ抜きで話をしたいですよね。スマホを見ながらだと、困るんだということをしっかり伝えたいです。

なので、具体的には、「私が話している時は、スマホを手放して話を聞いて欲しい」と言ってみるのはいかがですか?それと同時に、スマホ片手に話を聞かれるのは、悲しい気持ちになるということも知ってもらいたいですね。

それで、スマホを置いてくれたら、そこから「昔みたいにいろんな相談したいし、くだらないことで笑い合いたいんだ」と 率直に話してみるのはいかがでしょう。

夫婦の会話出典:stock.adobe.com

相談文の最後に書いてある言葉は、私に言うのではなくて、旦那さんに言ってあげてください。そういう素直な本音で、きっと旦那さんの心も動くのではないかと思います。

私がみるに、旦那さんも、同じように感じている気がします。昔のように笑い合いたいとか、そういうふうに思っているけど、照れたり恥ずかしくてできない可能性もあるかもしれませんよ。

気をつけて欲しいのは、「〇〇してくれない」とか、相手を責めるのは逆効果だということです。私はこう思う、とか「私」を主語にして話をしましょう。

もし可能なら、ときどき「何か話したいことない?」と、旦那さんの方から話したいことがないかどうかを確認するのもいいですね。

私も、実際にそうしてて、週一くらいで「何か話したいことない?」と旦那さんに聞いて、それで特にないようなら、自分の話したいことを話すというのをやっています。

こういうふうに定期的に、夫婦間で問題になっていることを話すと、お互いの不満もたまらないのでとてもいいですよ。

現在のように、スマホを片手に話を聞く姿勢になってしまったのも、きっと始まりがありましたよね。その始まりの時点で、すぐに課題解決ができたらなお良かったのではないかと思います。

だから、これからは不満が溜まる前に、きちんと話し合いを心がけてみてくださいね。少しの我慢だろうって思ってると、それが続いて大きな不満につながります。だから、初期の消火が大事なんですよ。

今回は、ご相談いただき、ありがとうございました! 以前のように楽しく、会話のある夫婦に戻れますように。ご健闘を祈っています。

広告

著者

おのすん プロフィール画像

おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

気になるタグをチェック!

saitaとは

連載記事

ガンバラナイクリエイターおのすんのガンバラナイための人生相談

広告