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【ぼっちの娘が心配すぎる】登下校もいつも一人…このままでも大丈夫?

家族・人間関係

2024.01.09

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「登下校もいつも一人の娘…このままでも大丈夫?」というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:【ぼっちの娘が心配すぎる】登下校もいつも一人…このままでも大丈夫?

イラスト

(千葉県 45歳 カカオ)

小6の一人娘が心配です。
娘は友達付き合いが苦手なようで、親友と呼べる友達が居ません。

登下校もいつも一人。
学校から帰ってきて、習い事以外に外に出ることはありません。
クラスで二人組を作ってくださいと言われた際は、誰にも声を掛けられず、仕方なく誰とも組めなかった子同士で組んでいるようです。

娘がぼっちになってしまうのは親としてとても心配で、色々と娘に提案をしているのですが、あまり聞き入れてもらえません。
かと言って、学校に行きたくないと行き渋りをしたことはないので、特に学校で嫌なことがあるようではないです。

もうすぐ中学生になり、環境も変わるので、今はぼっちでもそんなに気にしなくてもいいのかなと思ったり……。

この性格のままじゃ環境が変わっても、ぼっちのまま変わらないんじゃないかと思ったり…。
いろいろ考え過ぎて辛いです。心配し過ぎでしょうか?

一匹狼でいる方が難しい。むしろ、人間関係のプロなのでは?

回答

友達がいない娘さんが心配だというご相談です。確かに、「ぼっち」と捉えてしまうと大丈夫か気になりますよね。

私はお話を聞いて、ぼっちというよりも「一匹狼」と捉えました。

ここで、少し私の話になりますが、私が中学生の時、同じクラスに一匹狼的な女の子がいたんですね。その子は、いつも1人でいて、でも同時にみんなから一目置かれていました。その子はいつも1人でいたけれど、必要な時にはみんなの会話に参加するし、本当に必要な時だけみんなと関わるような感じでしたね。

だから、娘さんも好んで1人でいるのかなと思ったのですが、いかがでしょうか。ここで、自分の小学校中学校時代を思い出して欲しいんです。女子特有のねちっこい人間関係って、ありませんでしたか? グループができていて、そのグループの中で声の大きい子の意見だけが通る、あの感じです。

湿度が高い人間関係とでもいうのでしょうか。人間関係がじとーっとしていて、小学校中学校の友達は今思い返しても、そんなに仲良くしたい人は私はいませんね。グループ内で、急に無視されたりすることもありました。

だから、娘さんは仲良くしたい子がいクラスにいないんだと捉えてみるのはどうでしょうか。どのグループにも入れなかったのではなく、入りたくないんだと私は思います。

一匹狼でいるのも難しいと思います。むしろ、どのグループにも入らず、一匹狼でいる方が難しいはずなんです。でも、それを難なくこなして、かつみんなと程よい関係を築いている、これはもはや人間関係のプロではないでしょうか。

精神的に大人になるスピードはそれぞれ違いますから、精神的な成長が早い子ほど、周りとノリが合わないと感じるんだと思います。

もし、中学に入って、仲良くなりたい子ができたら、その時仲良くすればいいんではないでしょうか。一匹狼には一匹狼の良さがあります。今は、気楽に構えてあまり心配しすぎずいきましょう。ご健闘を祈っています。ご相談ありがとうございました!

 

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おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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