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【他人の目を気にしすぎてしまう】そんな自分に嫌気…もっとラクに生きたい!

心と体

2024.07.16

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「【他人の目を気にしすぎてしまう】そんな自分に嫌気…もっとラクに生きたい!」というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:【他人の目を気にしすぎてしまう】そんな自分に嫌気……もっとラクに生きたい!

イラスト

(熊本県 47歳 焼き豆腐)

私は学生のころから常に他人と自分を比べて劣等感を覚えたり、他人の目を気にしすぎて生きてきました。

あるときそんな自分に疲れてしまい、仕事を辞めてしまいました。

最初のうちは「早く次の職場を探さないと」と焦っていたのですが、家族や友人のアドバイスもあり、もう少し心を落ち着かせ自分を見つめる時間にしようと決めました。

しかし自分がやりたいことや得意とすることが一向に見つからず、ダラダラと過ごしてしまっています。

他人の目を気にせず、楽に生きるヒントがあれば教えてください。

周りの人を過大評価しすぎているのかも

回答

人と比べてしまう、人の目が気になるのがお悩みなんですね。それで、仕事を辞められたとのことです。実生活にも影響が出てしまうほど、深いお悩みということですから、少しずつでも直していけたらいいですね。一緒に考えていきましょう。

私が思うに、人と比べてしまうとか人の目が気になるのは、完全になくすのは無理かなと感じます。

完全に無くすのではなく、生活に支障がない程度にうまく付き合っていけるようになるのが、目指すべき目標かなと思うのですが、いかがでしょうか。

まず私が言いたいのは、人と比べてしまうとか人の目が気になるというのは、とても協調性がある証拠だということです。

人と比べてご自身との違いを見つける、人の目を気にして相手に合わせたいと思ったり、そういうのはとても空気が読めているし、すごく観察力もある方なんだと思います。だから、それは自分の長所なのだと認めてあげてください。

そして、一番素晴らしいのは、人の良いところを見つける才能があるということです。

相手の良いところが見つかるから比べてしまうし、他人のことを素晴らしいと思うからこそ、そんな人からの目が気になるんでしょう。

実は、ここがすごくポイントで、人の良いところばかり見てしまうというところが解決の糸口なのだと思います。なぜかというと、逆に言えば、その人の良いところしか見えていないということだからです。

人には、良いところもあれば、悪いところもあります。悪いところもきちんと見てこそ、その人を適切に評価できるといえるでしょう。

突然どうしたんだ、と思われるかもしれませんが、例えば、わたしには某有名女優で憧れている人がいます。美人でスタイルも良くて仕事もできて私にとって憧れの存在なんです。

でも、それだけだとその人の良いところというか、「天国」部分しか見えてないんですよね。

実際のところ、その女優さんは、常に「週間なんたら」に追いかけられ、日々スタイル維持のために食生活もすごく気を使わなくてはなりません。悩みがあっても、なかなか相談できる人もいないかもしれませんし、こんなふうに「地獄」の部分もあります。

こんなふうに、人には人の地獄があるんです。それを、きちんと想像できているでしょうか。

その女優さんになりたいと思ったとしても、その人の良いところだけでなく、悪いところも背負えるでしょうか。私は、憧れはしますが、その地獄の部分を背負える気がしません。

今一度ご自身を振り返ってみてください。他人の良いところしか見ていないのではないでしょうか。他人を過大評価してしまっているのが、今の問題点なんだと思います。だから、良い部分ばかり見て他人と比べて落ち込むし、人の目が気になるんですよ。

でも、原因がわかったら、もう大丈夫です。相手の良いところを過剰に評価するのを辞めていきましょう。

天国と地獄出典:stock.adobe.com

人には人の地獄があります。その部分を想像しましょう。相手の良いところばかり見ずに、悪いところも見てみましょう。そういうふうに、適切に他人を評価できるようになれば、きっとお悩みは少しずつ解決していきます。

具体的にいうなら、良いところを見つけて自分と相手と比べてしまったら、その人の悪いところを探します。

それで、こんな悪いところもあるなと評価しましょう。人の目が気になる時も同様です。

とにかく、良いところ探しばかりじゃなくて、悪いところ探しをするんです。そうすれば、他人と比べてすごく落ち込むこともなくなるし、人の目も気にならなくなりますよ。

人の悪いところも良いところもバランスよく見ていきましょう。要は、バランスです。そうすれば、むやみに人と比べたり、人の目が気になることもなくなると思います。

ご健闘を祈っています。少しでも参考になる部分があったら、とても嬉しいです。ご相談ありがとうございました。

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著者

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おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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