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【生きがいがない】ほぼ同じ生活の繰り返し…この先が不安…。

カルチャー

2024.05.21

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「【生きがいがない】ほぼ同じ生活の繰り返し…この先が不安…。」というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:【生きがいがない】ほぼ同じ生活の繰り返し…この先が不安…。

イラスト

(福島県 48歳 芳美)

夫と二人暮らしで、昼間はパートをしています。

50歳を目前にし、このままこの生活を続けていくだけでいいのだろうかと漠然とした不安を抱えるようになりました。
(ちなみに夫は働き者で、家事も進んでやるタイプなので、夫に対して不満を感じたことはありません。)

平日はほぼ同じ生活の繰り返しです。
友人も少なく、趣味もこれといってないため、週末も家事が終わると家でぼーっとすることが多いです。

何か一生懸命になれることがあれば、人生を豊かにできるのではないかと思うのですが、何も動かないまま時が経ってしまいました。

「生きがい」ってどうやって見つければいいんでしょう?
仕事や育児以外で何かおすすめのものだったり、見つけ方のアドバイスがあれば教えて頂きたいです。

小さい頃好きだったことにヒントがあるかも

回答

日々同じことの繰り返しだな〜と将来に漠然とした不安を持っていらっしゃいますね。「生きがい」を見つければ、解決するのではないかと考えていらっしゃいます。お話を聞いていると、まるで「人生に飽きてしまった」というような印象を受けました。

私は、生きがいとまではいかなくても趣味を見つけるのがいいんじゃないかなと思います。趣味もない人が、いきなり「生きがいを探すんだ!」と意気込んだところで空回りしてしまうからです。趣味の延長線上に、生きがいがあると考えてみましょう。だから、まずは趣味探しから始めてみましょうか。

では、趣味の見つけ方ですが、私は幼少期や小学生時代にヒントがあるのではないかと考えています。

幼少期わくわくしたこと出典:stock.adobe.com

私も実際、以前までは無趣味で「自分て趣味もなんもないな〜つまんないな〜」と感じていました。でも、ある時「昔はどうだったんだろう」と小さい頃を振り返ってみたんですね。

すると、小学校の時、メモ帳をいつも持ち歩いていたなということを思い出したんです。メモ帳で、メモを取るのが大好きで、親からもらった百均のメモ帳をいつも持ち歩いていました。でも、クラスでメモ帳を持つのが流行り過ぎてしまい、先生から禁止令が出たんですけどね。

その思い出を大人になってから思い出して、ふと日記でも書いてみるか〜と書き始めると、それが楽しいこと楽しいこと。自分は「記録すること」自体が好きなんだということに気づいたんです。だから、今では日常をたくさん記録しています。1日に2ページ3ページ書くので、ノートがどんどん終わってしまいます。たくさん書くときは、1週間でノートが一冊終わってしまうこともあるんですよ。

こんなふうに、幼少期、小学生時代など、自分がすごく自然体だった時期に好きだったことをもう一度掘り起こすイメージで考えてみましょう。習い事とかでもいいですね。その時代は、誰しも「好き」に忠実だったと思いませんか?だから小さい頃を思い出すことがポイントなんです。

とりあえず試してみて、それでダメでも全然いいんですよ。趣味探しの旅に出てみましょう。当面は、趣味探しが趣味ですね! それでいいと思います。ゆっくり、自分にあった趣味を見つけて、それがいずれ生きがいになっていったらいいですね。ご相談、ありがとうございました。新しいことに挑戦するワクワクを味わってみてください。ご健闘を祈っています。

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著者

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おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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