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在宅勤務の夫が常にピリピリ…。家にいても気を遣い続ける毎日に限界!どう向き合うべき?

家族・人間関係

2025.12.23

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「在宅勤務の夫が常にピリピリ……家なのに心が休まらない」というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:在宅勤務の夫が常にピリピリ……家なのに心が休まらない

旦那さんがイライラしてるイラスト

(神奈川県 40歳 natsuko22)

夫の在宅勤務が増えてから、家の空気が前よりずっと重く感じています。
夫は普段は無口な方なんですが、オンライン会議の前後になるとピリピリしていて、ちょっと椅子を動かしただけでも「今、会議中なんだけど」と不機嫌な声を出されます。
私も子どもも、家の中なのにまるで“静かにしなきゃいけない図書館”みたいに息を潜めて生活しています。正直、気を遣いすぎてしんどいです。
とはいえ、夫も仕事で大変なのは分かっていますし、文句を言うのも違うのかなと思ってしまいます。でも、このままずっと在宅が続くと、私の方が先に限界になりそうで……。
最近は、朝起きた瞬間から「今日も気を遣う一日か」と思ってしまい、家にいるのが少し怖いくらいです。週末も夫が仕事を気にしているので、家族の会話も減ってしまい、孤独を感じることが増えました。
家って本来いちばん落ち着ける場所のはずなのに、なんだか居場所がない気さえしてきます。こんな状態、どうしたらいいんでしょうか?

コワーキングスペースを利用してもらっては?

回答

家にいても常に居心地が悪いって、相当しんどいですよね。心休まる時間がないと、「これ以上は無理かも」ってなっちゃうのも、うなずけます。

今回はとてもシンプルな回答なのですが、旦那さんに「コワーキングスペース」を利用してもらってはいかがでしょうか。

ご存じかと思いますが、コワーキングスペースというのは、机やいす、コンセントなどの設備があり、それらを共有しながら各自の仕事をするワーキングスペースのことです。

私は今、長野県に住んでいるのですが、こんな地方でもコワーキングスペースが駅の周りにいくつかあります。ご相談者さんは神奈川県にお住まいということでしたので、きっと周りにたくさんあると思いますよ。

私もコワーキングスペースを利用したことがあるのですが、静かで、しかもきれいな場所で仕事ができて、とても良かったです。おすすめです。

旦那さん自身も、ONとOFFの区別ができず、イライラが募っているように私には見えます。コロナ禍で在宅勤務の方が増えましたが、家で働くからこそ、そういう切り替えができないところに辛さを感じる人も多いのではないでしょうか。

だから、コワーキングスペースなんです。仕事をする場所はコワーキングスペース、家は休むところ、とメリハリができると、旦那さんもご相談者さんも助かりますよね。

仕事する男性出典:stock.adobe.com

ちなみに、私がコワーキングスペースを借りた時は、1か月で1万円程度でした。カフェなどで作業すると飲み物代が必ずかかり、月1万円はオーバーすると思うので、コワーキングスペースは非常に良心的な値段かと思いますよ。

ここまでのところをまとめると、旦那さんにコワーキングスペースを利用してもらい、家を居心地の良い場所に戻す、ということです。

また、家が再び安心してくつろげる場所になりますように。ご健闘を祈っています。ご相談ありがとうございました。

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著者

おのすん プロフィール画像

おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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