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49歳女性「娘は東京で一人暮らし。心にぽっかり穴が開いた気持ちです…。時間が解決してくれる?」

心と体

2022.05.15

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「娘は東京で一人暮らし。心にぽっかり穴が開いた気持ちです。」というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:娘は東京で一人暮らし。心にぽっかり穴が開いた気持ちです。

イラスト

(埼玉県 49歳 ヨウコ)

18歳になる娘と夫の3人家族です。

娘が東京の大学に行くため、今年の春から東京で一人暮らしを始めました。

私は専業主婦で、娘とも仲がよかったのでよく食事や買い物にもいっていました。
そんな娘が家からいなくなってしまい、なんだか心の中にぽっかり穴があいた気持ちになっています。

いずれ子どもは家を出るものだと分かっていたのですが、いざそうなってみるととても寂しいです。

これから何を楽しみしたらいいのか、なんだかぼーっとしてしまいます。
時間が解決してくれるのでしょうか…。

真逆の発想で!子がいないからこそできること

回答

こういうのって、どうしたって去る側より”去られた側”のほうが寂しいんですよね。子どもが独り立ちして、物理的な距離そして精神的な距離ができました。

時間はたしかになんでも解決してくれる万能薬です。でも、もっと積極的な解決方法が欲しくてご相談してくださったのですよね。もっと言えば、気持ちの整理方法が知りたいという感じでしょうか。

もし私が同じ立場なら、真逆の発想をしてみるかもしれません。子どもがいたから出来たこと、その逆です。子どもがいないと何ができるかを考えてみると思います。

子どもがいなかったら何が出来ますか?子どもが嫌いだった食べ物だって作り放題だし、部屋だって広く使えます。長く家を空けてもいいから、いくらでも旅行に行けますね。

こんなふうに発想の転換は、とにもかくにも真逆を考えてみるのがおすすめなんです。もし、全く別のことに悩んだ時でも使えるやり方ですね。子どもがいなかったら何ができるか、フォーカスを変えるだけです。何にフォーカスするかで、できることが全然違ってくるから不思議ですね。

大好きな誰かがいなくなるということは、たしかに寂しいことかもしれません。でも、その人がいた分、出来なかったことも絶対にあるはずですよ。視点を変えて、ぜひ時間よりも先にさっさと楽しんでしまいましょう!時間よりすばらしい特効薬は”発想の転換”です。

考え方を変える、というのは難しいですよね。でも”見方を変える”というのは意外と簡単です。見方を変えてみましょう。誰にだって誰にも邪魔されない、自分だけの時間は必要です。それを味わう時が訪れたのかもしれませんね。

相談者様がこれからどんなふうに自分の時間を過ごされるのか、私はとても楽しみです。ご健闘をお祈りしております。

 

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おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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