相談:育児も家事もやらない夫は文句ばっかり…。もう疲れた。
(東京都 38歳 ゆかり 専業主婦)
1歳半になる息子と夫と暮らしています。
30代のうちに出産はしていますが、年齢的に高齢出産です。
息子が生まれて間もないときは、夫もお風呂に入れてくれたり、オムツの交換など育児も積極的にやってくれていました。食器洗いなどの家事も。
しかしここ最近はほとんどやってくれません。
私が仕事をやっていない専業主婦ということもあってか、「ずっと家にいるんだから」「俺は仕事してつかれてるんだ」と、良くドラマとかで見るようなことを言います。
それだけならまだ我慢できるのですが、最近文句まで言うように。
息子は1歳半ではありますが、まだちゃんと一人で歩けません。その様子を見て「お母さんがちゃんと教えてあげないからだよね~」とか、私のせいにするような言い方をするんです。部屋が散らかっているときも「片付けくらいしてよ」と言われる始末。
私は初めての育児といつも通りの家事をして、寝不足の日もありながら精いっぱいがんばっているつもりなのですが、がんばりが足りないのでしょうか…。
これ言ってない?夫が家事をしなくなる悪魔の言葉
最初の頃は家事や育児に積極的だったのに、最近やってくれないのはどうしてなんでしょうか。その部分が恐らくここでの1番のキモですよね。
あくまで私の推測ですが、昔旦那さんがおうちのことをやってくれていた頃「ごめんね」と言ってはいませんでしたか?つまり、おうちのことをやってくれたことに対して謝ってしまったことはありませんか?
家事をやってくれて助かったからありがとうという感謝の言葉ではなく、ということです。知らず知らずのうちに申し訳ない気持ちを表してしまっていたのかもしれません。度々そう言った言葉をかけられることにより、旦那さんが「家事は本来やらなくていいものだった」と考えるようになったとしたらどうでしょうか。
であれば、これからは家事や育児を頼む際にきちんと感謝の言葉を添えるのはいかがでしょうか?例えば、「お皿洗いはして欲しいな。やってくれるとすごく嬉しい」とポジティブな声かけをしてみるんです。やってもらった後にはしっかりと感謝の気持ちを理由と共に伝えます。「最近忙しくて心に余裕がなかったけど、皿洗いやってくれて本当に気持ちが楽になった」などです。
日本人て、ついクセで謝りがちですが、本当はありがとうという言葉に変えるべき場面がたくさんあると思うんですよね。ぜひとも、謝る人より、ありがとうを伝える人になりたいものです。その方が相手が喜ぶとも思いますし、自分も幸せな気持ちになれるはずです。それに、感謝された方が次回も家事や育児をやりたくなりますしね。毎日の声かけの積み重ねが相手の意識を変えるはずです。
ぜひ試してみてくださいね。相談者さんの健闘を祈っています。