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大人になってからの姉妹の確執…「家を出てほしい」納得できない場合は #ガンバラナイ人生相談

カルチャー

 大人になってからの兄弟関係、こじれたらどうする?

2021.06.06

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回は、とある理由で実家を出ることになった相談者さんからのお悩みです。

相談:実家に住むかどうかで妹と対立……大人になってからの家族関係、どうすれば

誰よりも家族に貢献してるのは私だよね?

大人になってからの姉妹の確執

妹と私の2人姉妹、4人で実家で仲良く暮らしていましたが、妹が先日「授かり婚」をしました(まだ一緒に住んでいません、籍だけ入れました)。

正直、私たちの両親は私たち姉妹はもう結婚しないし、孫も望めないと思っていたようで、孫ができるとわかった瞬間にめちゃくちゃ嬉しそうで、私も嬉しかったんです。

しかし、妹の夫になった人がなんと妹の10個下、まだ稼ぎも少ないので、妹夫婦が実家で一緒に住みたいと言い出しました。
それに伴い「悪いけれど、部屋数的にお姉ちゃんは1人暮らししてくれないか(つまり出ていけ)」と両親に言われたのです。

長女として育ったからか、両親の面倒は私が見なければと思っていましたし、両親も頼りにしてくれています。

以前母がぎっくり腰になったときも、父が入院したときも、主体になって介護し、金銭の負担をしてきたのは私です。
私が仕事の都合がつかないときなどだけ妹に私から「お願い」してきたような関係です。

それなのに、こんなときに「家を借りて出ていってほしい」だなんて、と両親にもがっかりです。

一緒に住むなら、もし看病や介護が必要になったら、今後はあなたが主体になってやるんだよ、と妹に言ったところ「子育てがあるんだから、親の面倒は今まで通り半々で」と言われて怒り心頭です(そもそも半々じゃないのに!!)

お金的には問題ないので、出ていこうと思います。しかし、このモヤモヤをどうすれば……。しばらく会いたくない、連絡しないなども考えましたが、このコロナ禍 、もしもいきなり他界されても後味が悪いし……とも考えると私が我慢するしかないのか? と悩んでいます。

(42歳 茨城県 オーシャン 公務員)

良くも悪くも、相談者さんが一番頼りになるのかも

妹さんの授かり婚は喜ばしいこととはいえ、まさか自分が実家を追い出されることになるなんて晴天の霹靂ですね。

たしかに、全員は一緒に住めない広さなら、誰かが出て行かなくてはならないと思います。それに、仮に住める広さだったとしてもオーシャンさんが割を食う気がするので、出ていったほうが幸せな気もしますけれども。

オーシャンさんが今までご両親を大切にしてきたことを、妹さんはあまり理解していないかもしれません。しかしご両親は感謝はしてらっしゃると思います。感謝しながらも、一番しっかりしている人にお願いせざるを得ない、そんな状況が目に浮かびました。ご自身もおっしゃっていたように、一番頼りになるからこそ、1人で暮らせそうだと思われたのかもしれません。

でもだからといって、悔しくなる気持ちもわかります。物分かりがよく、自立できる人が損をするなんて、おかしい! とも思ってしまいますよね。
家を出るなら、このわだかまりを解消して出ていきたいものです。

せっかく出ていくなら、感謝されてから

私が同じ立場なら、自分で自分のお別れ会を開くかもしれません。

みんなで集まり、美味しいものをお家で食べるんです。そして、事前にお願いしておいた感謝の手紙を読んでもらうというのはいかがでしょうか。ずばり、自分で自分を送る会を開くんです。

実家での暮らしにある種のケジメをつけることもできますし、これからの親の面倒の責任の所在を妹さんが「なあなあ」にすることもできなくなりますよね。今度は主体となるのではなく、助っ人としてぜひ時々助けに行く立場になってください。

それを明確にできるのが「お別れ会」です。
「私は一旦この家から出ていくので、家族としての絆はありつつも、日常生活で困ったらまずはあなたたちが話し合って解決していくんだよ」というメッセージを伝えられる場になるはずです。

家を出たら多少今までよりも時間ができると思います。その時間を使ってオーシャンさんご自身が「熱中できて嫌なことも忘れられる趣味」や「頼りにしたいな」と思える人との関係を作っていくのもいいかもしれませんよ。
新しい発見もきっとたくさんあると思います。ペットを飼うのもいいと思うし、新しく近所に友人を作ることもできそうです。

なんだか、相談者さんの新しい未来に、私のほうもワクワクしてきました。チャンスや冒険に満ちた楽しそうな未来です。ぜひ、私からのメッセージが届きますように。うまくいくように願っています!

 

イラスト:フジコ

著者

おのすん プロフィール画像

おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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