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【夫が病気で働けない】私の貯金を切り崩して生活中…不安で眠れない…。

家族・人間関係

2024.06.04

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「【夫が病気で働けない】私の貯金を切り崩して生活中…不安で眠れない…。」というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:【夫が病気で働けない】私の貯金を切り崩して生活中…不安で眠れない…。

イラスト

(愛知県 53歳 さくら)

夫60代、私50代の夫婦です。

夫が病気になり入退院を繰り返しているため、働けない状況です。

夫が元気だった頃にコツコツためていた貯金は、夫の遊びで瞬く間になくなりましたので、現在私の貯金を切り崩して生活をしています。
本当は私の貯金は老後の為にとっておきたかったのですが、それは叶いませんでした……。

貯金がいつまで持つのかも不安な為、私が代わって働こうと思いましたが、病院の付き添いなどで、休みが多くなると果たして雇ってくれるところがあるのか? と考えただけで、毎日つらく眠れません。

一番心配なのは共倒れしてしまうこと。まずは自分自身を大切にして


つらくて眠れないほど悩んでいらっしゃるんですね。本当に大変な状況、お気持ちお察しします。回答

稼ぎに出たいけど、病院の付き添いもしなきゃいけないというジレンマで悩んでいらっしゃいますが、まずはその前に一つお伝えしたいとことがあります。

それは、「絶対に共倒れしないでください」ということです。旦那さんが、病気ということで大変な毎日かと思いますが、私が一番心配なのは、ご相談者さまのことです。

病気の旦那さんを一生懸命支えて、昼も夜も気が抜けず、お金のことで夜も眠れない、そんな相談者さまが私はとても心配です。

睡眠がとれなくては、しっかり疲れも取れません。おそらく相当なストレスがかかっていることと思います。

だから、どうか共倒れしないことを一番に考えて欲しいんです。それは、「自分自身のため」をもっと考えてあげるということになります。

例えば、図書館に行って本を借りて読んだり、いい香りの入浴剤を入れたお風呂にゆっくり浸かるなど、自分のための時間もつくってあげましょう。

そうやって、自分のために何かしてあげて、自分を癒すことが今とても必要なことだと思うんですよ。

でも、「そんなゆっくりしてる場合じゃないんです!」という声が聞こえてきそうですね。

ただ、今頼りになるのは、ご相談者さまひとりだけですよね。要は一家の大黒柱となった訳です。

もし、ここでご相談者さまが健康を害すれば、旦那さんの世話も、働きに出ることすらできませんよね。

だから、ご相談者さまが、元気ですこやかでいることが何より大事なんです。なので、私はくちすっぱく、「もっと自分を大切に!」とお伝えしているんです。

共倒れしないように、自分を大切にすることこそが最終的には家族を守ることに繋がるんですよ。

もっと自分を大切に出典:stock.adobe.com

それで、ここから具体的な話になりますが、やはり、ご相談者さまが働きに出た方が良いと私も思います。働いている間、旦那さんとは物理的な距離ができるので、良い気分転換にもなるかと思います。

それに、貯金を切り崩して暮らすのは、精神衛生上、あまりいいものではないですよね。

しっかり稼いで、お金の心配をしないようにすれば、よく眠れるようになると思います。

私としては、旦那さんの付き添いをする必要がないように、旦那さんが1人でバスで行けるような病院に転院することをおすすめします。1人で行けないのが問題なら、まずそれを解決する方法を考えましょう。

あとは、専門家ではないので詳しいことはわからないのですが、取れるのであれば障害者手帳などをとるなど、行政のサービスを受けることも考えてみてはいかがでしょうか。

行政サービス出典:stock.adobe.com

このように、解決できる問題を一つ一つでいいですから、解決していきましょう。そうすることで、自分自身も楽になるはずです。

病院でも付き添いの相談をしてみたり、行政の面でなにか援助を受けれないか相談してみるのも良いですね。ご相談ありがとうございました。繰り返しになりますが、まずは自分、その次に旦那さんです。自分を大事にした上で、旦那さんのことも大事にしてあげてくださいね。ご健闘を祈っています。

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著者

おのすん プロフィール画像

おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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