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娘の一言にショック…!「お母さんみたいにはなりたくない」と言われたときの立ち直り方とは?

家族・人間関係

2025.11.11

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは、娘に「お母さんみたいにはなりたくない」と言われてショック……というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:娘に「お母さんみたいにはなりたくない」と言われてショック……

ショックを受けている母親のイラスト

(神奈川県 45歳 リサ)

先日、高校2年の娘に「お母さんみたいにはなりたくない」と言われてしまいました。
仕事も家事も一生懸命やってきたつもりなのに、まるで自分を全否定されたようでショックでした。
娘いわく「毎日疲れてて笑ってない」「お父さんとも仲悪そう」なのだそうです。
確かに、夫とは最近ほとんど会話もなく、生活のために働いているだけという感じ。
自分でも笑っていないのかもしれません。
娘には幸せになってほしいのに、私の姿がその逆の見本になっていると思うと情けないです。
夫との関係を立て直すべきなのか、それとも自分自身が変わるべきなのか……。
どうすれば「お母さんみたいにはなりたくない」なんて言われない母親になれるのでしょうか。

“やりたかったことをやる免罪符”を手に入れたつもりで!

回答

「お母さんみたいにはなりたくない」、ですか。私も言われたら、相当ショックだと思います。自分の人生を否定されたような気分になりますよね。傷ついてしまったお気持ち、よく分かります。

では、どうしたらいいのか。私は、この状況を逆手に取ることがポイントだと思います。娘さんに今の自分を否定されたのであれば、全く新しい自分になるチャンスと捉えてみましょう。

新しい自分というのは、「ずっとやりたかったことをやる自分」です。やりたいことをして生き生きしている姿を見せれば、お子さんも「あんなふうになりたい」と思ってくれるのではないでしょうか。

例えば、私の友人にキャンプが趣味の人がいるのですが、会うたびに楽しそうにキャンプの話をしてくれてとっても素敵なんです。好きなことをするというのは、それだけで、自分を魅力的に見せてくれます。

だから、ずっとやりたかったこと、やってみませんか? これまで、仕事に家事に精一杯でできなかったことも、やっていいんです。むしろ、その「やりたかったことをやる免罪符をゲットした!」という気持ちで取り組んでみてはいかがでしょうか。

だって、お子さんに「お母さんみたいになりたくない」と言われているのですから、“なりたいお母さん”になるための許可をもらったようなものです。だから、家事だって一人で抱え込まず、どんどん家族を巻き込んで、分担してもらうことで、自分の好きなことをする時間を作りましょう。

仕事の時間はなかなか減らせないと思うので、まずは家事の時間を減らすことが現実的だと思います。「お母さんも、こんなことやってみようと思うんだ」とワクワク話せば、きっと家族も分担を快諾してくれるはずです。

そして不思議なことに、自分の好きなことをやっていると、どんどん自分が素敵な人間になっていきます。私の持論ですが、そうすると人にも優しくする余裕ができて、自然と夫婦仲も改善していくものです。

会話する親子出典:stock.adobe.com

ずっとやりたかったことは何ですか? ゆっくり考えてみてください。新しい習い事を始めるもよし、昔好きだったことを再開するもよしです。こういうふうにずっと頑張ってこられた方は、「自分の好きなこと? はて?」となってしまうことが多いのですが、そんな時は昔、部活でやっていたことなどをヒントにしてみるのもいいと思いますよ。

ということで、今回の人生相談はこれで終わりです。ずっとやりたかったことをやって生き生きとし、娘さんの憧れのお母さんを目指しちゃいましょう。ご健闘を祈っています。ご相談ありがとうございました!

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著者

おのすん プロフィール画像

おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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