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上司からも家族からも怒られてしまう私。なんだかもう情けなくてどうしたら……。46歳女性の相談

カルチャー

2023.01.15

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「職場でも家庭でも怒られてしまう私…」というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:職場でも家庭でも怒られてしまう私…

イラスト

(岐阜県 46歳 ハンカチ)

この歳になって怒られることが多くなって凹んでいます。

職場では誰でも出来る簡単なことでミスをしてしまい、上司に怒られ、家庭では朝寝坊してしまって家族全員に怒られたり、子どもたちの体操着を間違えて入れてしまって子どもたちに怒られています…。

若い頃は「怒られる方が成長中なんだ!伸びしろがあるからなんだ!」と前向きに受け止められたので、落ち込むことがなかったのですが、今は怒られることが恥ずかしい、情けない気持ちが勝ってしまってなかなか気分を上げられず、引きずってしまっています。

気持ちを上げる良い方法があれば教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。

怒られているのではなく、アドバイスを受けている!「認識」を変えれば引きずらない

回答

私も怒られるの苦手です〜。「あ、またやっちゃった」って自分でもわかっているミスこそ、怒られた時へこみますよね。怒られてもすぐ切り替えられる人って本当にうらやましいです。

ただ、一つ最近気づいたことがあって、それが「怒られるっていうよりも、これはアドバイスなのかな〜」と思ったんですよね。「怒られる」っていうのはひたすらにネガティブで一方的で、嫌な気持ちになります。でも、「アドバイス」というと、ポジティブで相手のためになることだし、優しい気持ちが湧いてきませんか?

なんでも考え方ひとつで変わってくるんですよね。私が以前働いていた職場で、怒られてもいつも平気そうな人がいたんです。そのFさんは、結構仕事のミスも多くて、しょっちゅう怒られていました。でも、いつも怒られた次の瞬間には、みんなの会話に笑顔で参加していたりして、私は「本当にこの人反省しているの?」と思っていました。上司も、その人があまりひきづらないので、アドバイスしやすそうにしてましたし、意外と人間関係うまく行っているんですよね。

多分、こういう人は怒られている時「怒られてる!どうしよう」みたいな認識ではなく、「アドバイスですよね、ありがとうございます」みたいな気持ちで聞いているんですよね。その気持ちの持ちようで、全然ネガティブな気持ちの引きづり方は変わってくるはずです。ミスした時には、これは本当に怒られているのかと、ちょっと冷静になってみるのが大事かもしれません。怒られることに対して感謝まではできなくてもいいですけど、恥ずかしいという気持ちは少し減るのではないでしょうか。

怒られている時って、私もそうなのですがパニックになりがちです。でも、そこは落ち着いて「怒られてますか?アドバイスですか?」と自問自答してみる冷静さをもってみましょう。「次に生かそう!」とかそんな上手いことを考える必要はないんです。クヨクヨしている時って、注意がそっちに行ってしまっているので、仕事上のミスも逆に多くなってしまうんですよね。だから、「まずミスを引きづらないためにはどうしたらいいか」について考えることから始めてみませんか?

ご相談ありがとうございました。

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著者

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おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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