連載記事

義弟夫婦からお返しがない!「今後入学祝いを送らなくてもいいよね…」と感じる私は心が狭い?

家族・人間関係

 義弟夫婦からお返しがない!「今後入学祝いを送らなくてもいいよね…」と感じる私は心が狭い?

2024.04.23

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「【義弟夫婦からお返しがない!】「今後入学祝いを送らなくてもいいよね……」と感じる私は心が狭い?」というお悩みです。

広告

連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:義弟夫婦からお返しがない!「今後入学祝いを送らなくてもいいよね……」と感じる私は心が狭い?

イラスト

(大阪府 47歳 ももんが)

私たち夫婦には子どもがいません。

夫には弟がおり、義弟夫婦には子どもが2人います。
義弟夫婦は遠方に住んでおり、正月や長期休暇の際も忙しく帰省しない為、ほぼ顔を合わすことがありません。

私たち夫婦は今まで義弟夫婦の結婚祝い、出産祝い×2人分を送ってきました。
また甥が小学校に入学する際、3万円を包みました。
ですが、そのどれもお返しを頂くことはありませんでした。(LINEで義弟から夫に軽く「ありがとう」とメッセージが届くくらいです……。)

お返しを目当てにお祝いを送っているつもりはないのですが、今まで友人の結婚祝いや出産祝いを送った際は必ずお返しを頂いていたので不思議に感じていました。
もちろん私たち夫婦は義弟夫婦から頂いた結婚祝いは半返しをしております。

その甥が今年中学校に入学するのですが、もう入学祝いを送らなくてもいいでしょうか。
こう感じる私は心が狭いのでしょうか……。

お返しは期待して当然!自分を責めないで

回答

「心が狭いんでしょうか」とありますが、全然そんなことないです。自分のお金をちゃんと大事にしている証拠ですよ。義弟夫婦から金銭のお返しがないというのは、気にして当然だと思います。

結論から言います。送りたくて送っているのではなく、単なるしきたりとして送っているのであれば、もうすっぱりやめてしまうのはいかがでしょうか。

なぜかというと、義弟夫婦からのお返しがない理由として、彼らがそういうやりとりをやめてしまいたいと考えているかもしれないからです。

最近だと、年賀状を書くのをやめる人も増えてきましたよね。そんなふうに、義弟夫婦はそういったしきたりの類をやめてしまいたいと考えているから、お返しがないのかもしれません。お返しをしないことで、「もう送らなくていいよ」という意思表示をしているとも捉えられます。

もちろん、ただ失礼な人で、お金がもったいないからお返しをしない、という場合ももちろん考えられます。だから、あくまで可能性として、ですよ。

ここで私の話になりますが、大学時代、友達の誕生日に少し高めの口紅をプレゼントしたことがあります。ただ、そのお返しがドラッグストアに売っているような安い香水でものすごくガッカリしました。その子への信頼感もなんだか揺らぐような気持ちがしました。ガッカリして、その子に誕生日プレゼントを贈るのはもうやめようと思いましたね。

このように、お返しというものは期待して当然だと思うので、「心が狭い」と自分を責めるのをやめましょう。いいんです。お返しがないならやめていいと思います。義兄弟のことが嫌になる前に、やめた方が今後の付き合いも円滑に進みそうですしね。

ということで、今回入学祝いを包むのはやめにしましょう。やめる時は、「突然やめていいのかな」などと感じるかもしれませんが、やめる時はいつだって突然です。こればっかりはしょうがありません。一言二言しかいつもお礼がないのであれば、相手だってそこまできっと気にしていないはずですよ。ご自分の納得がいく形に落ち着きますように。ご相談ありがとうございました。御健闘を祈っています

広告

著者

おのすん プロフィール画像

おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

気になるタグをチェック!

saitaとは

連載記事

ガンバラナイクリエイターおのすんのガンバラナイための人生相談

広告