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毎週金曜に夫が義両親と義姉のおうちで飲み会。行きたくない私は悪者?#ガンバラナイ人生相談

家族・人間関係

2022.01.30

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「義両親と義姉の飲み会に参加したくない」というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:義両親と義姉の飲み会に参加したくない…。

イラスト

(茨城県 39歳 ナオ)

夫と娘(2歳)の3人家族です。

夫の両親と姉がわが家から電車で15分くらいのところに住んでいるのですが、金曜日の夜になるとほぼ毎週といっていいほどお姉さんの家にあつまり、飲み会をしています。

私は行きたくないので断っているのですが、夫からは「ノリが悪い。普通くるけどな」と言われ続けています。お酒は好きなのですが、身内でしかも毎週飲むのが好きではなく、行きたくないのですがこの状態です。

金曜になる度に、夫とは少し険悪ムードになるもの嫌で…。わたしは多少無理してでも娘を連れていくべきなのでしょうか…。

人は「すべき」「しなければならない」の逆を求めてる

回答

家族の飲み会、なるほど私も相談者さんと同じくあまり興味がないなあと思ってしまいました。毎週は飲みたくないお気持ちもよくわかります。角を立てずに断りたいとは思うのですが、まず他に気になることがあったのでそのお話をさせてください。

それは、「すべきなんでしょうか?」という言葉でご相談を頂いているところです。「飲み会に行くべきか」という表現ですね。すべき、しなければならない、という言葉って本当は自分はやりたくないという気持ちの表れだと思うんですよ。

私もそういう言葉をよく使っていた時期がありました。アメリカに留学していた時なんですけど、「あなたはいつもshouldやmustを使っているよね」とアメリカ人のクラスメートから指摘されたんですね。もっと勉強すべき、もっと人と話すべき、もっと友達を作るべきなど、当時は語尾に「すべき」を使うのが完全にクセになっていました。相談者さんも、実は今同じような状態にありませんか?

不思議なもので言葉のクセは思考のクセになり、そして行動のクセにつながります。すべきという言葉ばかり使っていると、すべき行動しか選べなくなり自分が辛くなってしまうと思うんですね。もちろん、すべきかどうかを決めるのは他人なんですけど、やりたいかどうかを決めるのは自分だけなんです。相談者さんがやりたくないなら全然やらなくていいと私は思います。

波風を立てないことをよしとする古風な文化はまだまだあります。けれど、波風が立った後、しーんとおさまるときは必ず来るはずです。少し抽象的なお話になってしまいました。私が言いたいのは波風を立ててもいいし、旦那さんを怒らせてもいい、だから自分の意見をちゃんと言ってみよう、話し合ってみようということなんです。

話し合うってちょっと怖いですよね。自分の意見と他人の意見がぶつかり合います。でも、すべきことをやって生きるより、やりたいからやるで生きていきたいものです。そのためには、他人にも納得してもらえるよう話し合いは必要不可欠だと思いますよ。

私も日々奮闘中ですが、お互い自分のやりたいことをやる方を目指していきましょう。健闘を祈っています。ご相談、ありがとうございました!
 

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著者

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おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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