金銭が絡んだトラブル
『ママ友の子どもが我が家の家電を壊してしまいました。その後夫に相談し、やはり壊れていて正規のメーカーに費用を聞いたところ修理に数万円かかるとのことだったので「申し訳ないが修理してもらうのでその費用を弁償して欲しい……」と恐る恐るお願いしたら、その時は「分かった、ごめんね~」って言って特にトラブルなかったので良かったと思っていました。数日後、そのママ友が彼女の友人宛に書いたと思われるメールが私に届き、その内容が「子どもがやったことなのに~、しかも高い値段請求されそう!」といった内容でした。間違って私に送ってしまったみたいです』
いくら子どもがやってしまったこととは言え、高額なものを壊されてしまったら弁償してもらいたいと思うのはごく自然なことですよね。それを悪びれる様子もなく陰で「高額請求されそう」なんて言われてしまったら、仏のような優しい人でもきっと頭にくるでしょう。
この方はママ友から間違って来たメールに対して「きちんとメーカーからの領収書のコピーを添えて請求させていただきますので、法外な金額を請求することはありません」とだけ返信し、後日代償とお詫びの電話ももらったそうです。
金銭が絡んだトラブルは、他にも『ママ会のギフトの金額』や『ランチなどの支払い関係』と言う声もありました。
筆者自身もランチの支払いでモヤっとした経験があるのですが、金銭感覚は人によって違うので、違った感覚を持った人との付き合い方にはなかなか苦労しますよね。
トラブル回避のためにママたちが心掛けていること
ママ友トラブルの数々をご紹介してきましたが、こういったトラブルを避けられるのであれば避けたいですよね……!
トラブルを回避するために、読者のみなさんが心がけていることをお聞きしました。
『お互いに気を許し合える相手とは仲良くし、他はある程度距離を置いて接する』
『「親しき中にも礼儀あり」ということを常に心がけるのと、自分の中での「ライン」を決めてそれ以上は踏み込まないように、踏み込ませないように注意する。結構大事だと思います』
『子どもを通して仲良くなるので共通点は子どもの年齢しかなく、自分と似てる人というわけではないので、あまり深く付き合うとかをやめるようにしました。あとは、他のママ友の悪口を言う人は信用できない気がするので、あまり近寄らないようにしています』
必要以上に関わらずにある程度の距離を保って付き合う。また陰で悪口を言わない。悪口を言う人には近づかない、という方がとても多く見られました。
家族ぐるみで付き合える関係はとても素敵ですが、ママ友みんなにそういった付き合いを求めるのではなく、本当に気があったママ友とだけ仲を深めていきたいという方が多かったです。
節度を守って楽しいママ友付き合いを
ママ友は子育てをする上で心強い存在でもありますが、普通の友人関係とは違いお互いの子どもたちもあっての関係性なので、付き合い方に悩む場合もありますよね。
かく言う筆者も、もう何年も前のことではありますが信じていたママ友が裏で悪口を言っていると知って疎遠になった過去があります。
トラブル回避のためにできることをしつつ、楽しくママ友との付き合いを続けていけたらいいですよね。