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「NO」と言えない私…後で激しく後悔する日々。「空気を壊すのが怖い」を克服したい! #ガンバラナイ人生相談

カルチャー

2021.07.25

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

アドバイス:「NO」の伝え方はいろいろあるよ!

空気を読んだ上であえて「読めない」発言ができたらいいなぁ、かつての私はそんな風に思っていました。

たしかに、その場の空気にそぐわない発言をするって本当に難しいことですよね。周りになんか思われるんじゃないか、などといろんな考えが浮かんで二の足を踏んでしまう人も多いと思います。

もともと空気を読まない人もいますが、気になっている桜子さんに「空気読まなくて良し!」と言ったところでそんなこともできないから悩んでいるんですよね。
なりたいのは、空気を読み切った上で自分の意思を伝えられる、そんな人。
人に気を遣いがちな日本人なら誰でも一度は悩んだことがあるだろう、このお悩みに決着をつけれるのか……私もかつてだいぶ悩みました。

必ずしも言葉じゃなくていい!自分の意思を相手に伝えるもう一つの方法

ただでさえ、空気を壊すのが恐怖じゃないですか。そんな時に、うまい言葉を頭で組み立てて自分の気持ちを伝えるなんて難しすぎると思うんです。

言葉がだめなら、行動で示すのもアリだとは思いませんか? ジェスチャーでもいいし、行動ならもっと幅広い選択肢があると思いませんか。
体を動かすだけです、たぶん「なんて言おう」というハードルに比べればだいぶ低いはず。

例えば、その場の状況や自分に与えられた役割に納得できない時はせめて眉間にしわを。腕を組んで考えているようにしてもいいですね。
要はさっきとはちょっと様子が違うかも、と相手に分かってもらえればいいわけです。無言になるのもいいと思います。

ただ、あまりにそこも空気を読みすぎるとだいぶ自然なジェスチャーになってしまい、あまり意味がありません。少し「嫌味だったかな」と思うような行動が良さそうです。そういう意味では、首をかしげるとか、顔をしかめるとかは破壊力抜群ですよね。

私も、空気の読めない発言をするのは苦手です。けれど色々試すうち「一旦手を上げてみる」という方法に落ち着きました。
小学生でもないのにいきなり大人が手を挙げると「何ごと?」と誰かが気付いて話を振ってくれます。まぁあまりカッコいい方法ではないですが「どうしたの?」そう聞いてもらうのを待っているんですよ。

言えずに終わるのであれば、別のアクションだったらできないか、と検討してみてはどうでしょう。言葉で伝えることにこだわるのをやめてみることで、自分らしい意志の伝え方を見につけていけるはず! できることから始めてみるのが吉ですよ!

NOといえると「かっこいい」だけではありません。自分が自分を一番大事にしているということです。自分のことを大事にできて初めて、周りの人にも幸せをおすそ分けできるんですよ。そんな大人が一番かっこいいですよね。

健闘を祈っています。

 

イラスト:フジコ

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おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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