相談:話の途中でなぜか遮られる…
(静岡県 42歳 ゆり)
私が話をしていると、途中でよく人に遮られます。
いい気分はしませんし、失礼だなと思うし、ストレスを感じています。
特に変な話題を振っているわけではないんです。
私は嫌われているんでしょうか…?
嫌われずにうまくやっていくには、どうしたらいいか、アドバイスもらえたらうれしいです。
「ストレス溜めるなら、キロクを貯めて!」客観的になりたいあなたへ
話をなぜか遮られるというお悩みです。一回だけでなくそれが何度もあるんですもんね。なんだか不愉快な気持ちにもなります。ストレスだって溜まって当然です。
ただ、はっきり申し上げます。なぜ遮られるのかという原因をここでお伝えすることは一切できません。ご相談者様と直接お話ししたことがないですし、状況が全くわからないからです。本当に申し訳ありません。
でも、お待ちください!ご自身で原因に辿り着く方法ならわかります。すごくいい方法が一つあるんですよ。要は、客観的に自分を見るやり方です。
自分自身は客観的に見てどうだったのかを知りたくありませんか。もしも、それさえわかれば話を遮られる理由がわかると思いませんか。私の持論ですが、客観的な視点をもつのに必ずしも他人は必要ありません。「私ってどうなの?」と人に聞かなくてもいいんです。ここで必要なのは、紙とペンだけです。
「紙とペンだけ?それで一体何がわかるの?」と思いますよね。それがわかるんです!まず、次回、話を遮られたら必ず紙にメモをしてください。何月何日、こんな話をしているときに話を遮られたと記録しましょう。ポイントは、できる限り詳細に、です。同じようなことがある度にメモしていきましょう。
すると、記録がたくさんたまりますよね。そしたら、1ヶ月ごととか期間を決めて振り返ります。間違い探しではないですが、だんだんそれらの共通点が見えてくるはずです。自分なりに、次からはこうしてみようみたいな解決法も書き足していきましょう。書くことで試行錯誤していくんです。
記録をとる方法には、客観的視点が持てる以外にもう一つのメリットがあります。それは、ストレスが減ることです。起こった出来事それ自体のストレスに支配されなくなるんですよ。記録をとるという別のことに注意がうつせるからです。
ストレスを溜めるくらいなら、記録を”貯”めていきましょう!ストレスは溜めてもデメリットばかりですが、記録なら必ずや自分の貯金になるはずです。自分だけのためのトリセツを作る気持ちで楽しんで取り組めたら、なお良いですね。
だから、「自分の何が悪いの?嫌われてるの?」と自分を理由なく責めるのはもうやめにしましょう。きちんと客観的に自分をみつめてみましょう。原因を特定するだけでも、心はきっと楽になります。こういうのは、騙されだと思って一度トライするのがおすすめです。
辛く苦しい日々も、この紙とペンを使った原始的にも見える方法で、必ずや明るいものになります。ちょっとだけやって結果が出なくても、あきらめずにしばらく続けてみてください。記録はためてこそ、意味があるんですもの。今回は、ご相談ありがとうございました!