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人付き合いが面倒。末っ子の保育園の送迎で他のママさんに会うのもイヤでどうしたら…。

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 人付き合いが面倒。末っ子の保育園の送迎で他のママさんに会うのもイヤでどうしたら…。

2023.01.08

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「人付き合いが面倒…」というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:人付き合いが面倒で避ける日々…このままでいい?

イラスト

(千葉県 43歳 ひーちゃん)

最近、人付き合いが面倒と強く感じるようになりました。
また、家に居るのが好きであまり出掛けたくなくなりました。

末っ子の保育園の送迎では他のママさんに会うのが嫌でわざと時間をズラして行くようにしたり、上の子のPTA活動も、これまではどうにか避けてきましたがいつか回ってくるだろうと思うと嫌で嫌でたまりません。

若い時は、初対面の人とでも話もできたし、交流も楽しめていました。
休日に出掛けないなんて信じられなかったのに、人が変わったように休日引きこもっています。

こんな風に逃げていていいのか、もっと人と関わった方がいいのか…
歳をとったのでしょうか?それとも心に問題があるのでしょうか?

人と会わなくちゃいけない?そんなことないよ。いつだってなんだって自分のチョイス

回答

人付き合いしたくないときってありますよね。私の周りにも、「友達とか別にいなくていいわ」と言っている人も多いです。初対面の人と話したりするのって気疲れしますもんね。

結論から言うと、人と話したいときは話して、人と話したくない時は話さなくてもいいんじゃないかなと思うんですよね。1人で十分楽しいし満たされているのは全然悪いことじゃなくて、むしろ幸せなことなんです。だって、相手の都合なしに、自分1人でいつだって自分自身を幸せにできるってことですもんね。

正直、あなたが悩んでいるのは「〜じゃなきゃいけない」っていう義務感なんだと思うんです。「人と会わなきゃいけない、交流しなきゃいけない」そういう世の中の義務感ってどうしてもあるじゃないですか。だから、人と会わなくてもいいって完全には吹っ切れなくて悩んでらっしゃるのかなと感じました。

ここで、少し私の話になりますが、SNSに関しても「発信をしなきゃいけない、むしろして当然」みたいな流れってあるじゃないですか。私もそれに乗って、一時期Twitterですね、めちゃめちゃ熱心にやってた時があります。でも、自分は楽しめなかったんです。最初こそ目新しさもあって楽しくても、ある時すごく義務に感じてしまったんですよね。なので、今はTwitterを半年くらい開いていません。

SNS休んでみて思ったんですけど、気持ちが楽になりました。もちろん義務を減らしたから楽になったし、何より自分で「やらないことを選んだんだ」という部分がすごく大事なんだって気づいたんです。生きてればうまくいかないことも多いし、全然報われないとか、自分だけが可哀想に思えることってあるじゃないですか。でも、そんな辛い時だって、それを選んだのは絶対自分なんですよね。だから責任をとれとか、もちろんそういう話じゃないんですよ。そうじゃなくて、私が言いたいのは、人間いつだってそれを選ぶチョイスと、選ばないチョイスがあって、つまり自分にはいつだって選択肢が今までもあったし、今もあるよってところなんですよ。

人と会うのも会わないのも、あなたの選択で、選択肢が今も昔もあなたにはちゃんとあるんです。世の中が勝手に押し付けてくる義務の前に、自分には選択肢を選ぶっていう「権利」があったよね、ということをどうか思い出してください!だから、「こうしゃなきゃいけない、こうしなきゃ人としてダメ」なんてのもありません。いい結果になっても悪い結果になってもどんな結果になってもいつだってそれは自分のチョイスのおかげなんですよ。

「自分で選んでいい」と思い切れないところが、あなたが今思い悩んでいる一番の原因だと思いますが、当然、自分で選んでいいんですよ!何かについて考えるのはいいけど、くよくよ悩むのは苦しいだけだから、だからシンプルに「自分で決める権利」っていう部分だけ、ぜひあなたにお伝えできたらうれしいです。変な義務感でやりたくないことやるのはやめましょうよ。全部自分で決めていいんだ、もちろん自分にはちゃんと選ぶ権利があるんだっていうところがポイントですね。今回は、ご相談ありがとうございました。最後に、

「There is always a choice.」

私の好きな言葉です。いつだって自分にチョイスがゆだねられていることを忘れず、何事も自分でチョイスしていけたらいいですね!

 

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著者

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おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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